2012.12.23(Sun)13:00 熊谷スポーツ陸上競技場
天皇杯 準々決勝
大宮アルディージャ 2−3 柏レイソル

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2012.12.22 21:45 作成
2012.12:23 21:11 更新

▲ 今シーズン終了。来季開幕までにいい準備を・・ 
 そして今季特に強かった30〜33節の状態を最初から・・・

【試合前】
 8日前の4回戦の大逆転勝利の余韻が今だに残ってのこの試合。

 ベスト8以降の日程は、以下。


 G大阪---               ----名古屋
        |---        ----| 
 C大阪---    |     |    ----横浜
           |-------|
 千葉----     |       |    -----
大宮
       |---        -----|
 鹿島----               -----柏

 リーグ上位の3チ−ムはすでに敗退し、大宮がリーグ最後の11戦負け無しの中のチーム(柏さんには4−1、C大阪さんには3−1でアウェイで快勝・横浜さんと鹿島さんにはホームで0−0)が多い。今年こそ、元旦国立進出の大チャンス。
 
 まずは、この準々決勝での勝利。勝てば、2005年以来のベスト4(これも国立)・・・
 北野GKがこの試合前に語っている「これまでの集大成となるベストゲームをするのが、ここじゃないかと思う」、この言葉が実現すれば、いよいよの初タイトルも現実的なものに・・・


【試合備忘】
 後半1点を返されたのは、後半14分。32節アウェイC大阪戦でもほぼ同じ時間に失点したが、ここから相手の攻撃に耐え、攻めの形を出し1点をとり3−1で快勝した。しかし、前線でキープできず防戦が続く。何とか25分は柏さんの最後のシュートに正確性がなく耐えてきたが、後半38分ヘディングを決められてしまい、同点にされてしまう。
 そして、延長戦もみえてきたアディショナルタイムの後半48分、再びヘディングシュートで逆転弾をくらう・・・


 前半5分ぐらいは、決定的なピンチを2度ほどくらい、4回戦川崎戦同様不安定な立ち上がり。しかし、これで目が覚めたのか、カウンターで1回ほどチャンスがあり、前半11分に上田選手の思い切りのいい左足のミドルが決まり、大宮先制。しかし直後、4回戦の決勝点を含む2点を決めヒーローだったノヴァコヴィッチさんが負傷っぽい退場で長谷川選手と交代。暗雲たちこむが、まだ大宮の流れは変らず。
 ・左SHのチョ ヨンチョル選手が好調。左SBの一人は必ず交わして突破できる
 ・守備もガチガチ奪う。相手のロングボールもCBの2人がほぼ完璧に弾き返す
 ・(最近流行っている言葉)''バイタルエリア''に東選手らがうまくボールを受けている
 そして、前半23分、チョ ヨンチョル選手が右足でクロス、飛び込んだ東選手触らなかったが、ボールはポストにあたり、そのままゴールイン、2−0で勝利が近づく。。

 しかし、その後の大宮の攻撃も鋭かったが、最後のパスが少しずれるなどで、2回のゴールインがオフサイド。このどちらかを決められなかったのが痛かった。徐々に流れが悪くなり、後半はほぼ防戦一方。

 @ 前半活躍のチョ ヨンチョルさんはまったく消え、急遽途中出場の長谷川選手も9月頃の好調さが全くない
 A 柏さんは、危ない感じの右SBの選手を前半途中で交代。後半10分頃の水野選手投入も的確。このような策大宮は無し。
 B カルリーニョス選手を入れても、効果無し。交代枠1人を残し終了

 この@〜B、選手層のことも含め、このあたりに大宮の今シーズンの限界があったのだろう。リーグ戦11戦無敗(失点はわずかに4)の『確変状態』は、スラタン選手や金澤選手の代わりがいないことなどで終了。僅かに残っていた4回戦の後半4発やこの試合の2点で、「状態」は完全に終えた。


 しかし、来年に希望のある「天皇杯4試合を入れての最後の15試合」でした。


【試合後】
 試合後は、しばらく呆然。写真の北野GKもそんな感じでした。

 すでに購入済の国立での準決勝と決勝の自由席のチケ・・・どうしようかな?