2012.9.22(Sat)14:00 札幌厚別公園陸上競技場
Jリーグ DIVISION1 第26節
コンサドーレ札幌 0−5 大宮アルディージャ

【試合前】
この試合までの順位表は以下。

       勝点 勝 分 負  得失差
12 鹿 島  33  9  6  10   +2
13 川崎F 33  9  6  10   −3
13 神戸  33  10  3  12   −5
14 C大阪 29  8  5  12   −4
15 大 宮   27  7  6  12    −19
16 G大阪 25  6  7  12   −4
17 新 潟  25  6  7  12   −12
18 札 幌  10  3  1  21   −44

ということで、4年ぶりの札幌アウェイ戦。前回2008年シーズンも同じような順位で20節の試合を迎えた。ちなみにその時の試合前の順位表は

10 神戸    26 6- 8- 5   21 20   +1
11 京都    26 7- 5- 7   19 23  −4
12 東京V   24 7- 3- 9   26 28  −2
13 磐田    24 7- 3- 9   25 27  −2
14 大宮    23 6- 5- 8   22 25  −3
15 清水    23 6- 5- 8   19 24  −5
16 横浜    19 5- 4- 10   20 22  −2
17 札幌    16 4- 4- 11   21 34  −13
18 千葉    13 3- 4- 12   14 35  −21

この2008年シーズンは、終盤に札幌が脱落したが、最後まで激戦。大宮の過去7年の残留争いで随一、最終34節に残留を決めた年である。今年はこの2008年の結果、内容は悪かったが何とか勝点3・・・と同じ結果だけを求めます。
 それにしても、この2008年は激戦だったが、大宮の勝点に近いチームがたくさんいて、1試合1試合で順位が変わった。今年より、チーム数が多く・・・ やはり今年はつらい。


【試合備忘】
 前半アタマから攻勢の大宮。しかし、雨(雷の音付き)が降り始めた20分くらいからほぼ五分五分。

 そして、後半。開始から、ボランチ青木選手からズラタン選手へ交代。前半最後のほうで、タックルを受け治療を受けていたが、終わりのほうで受けていた札幌の攻撃をしのげるか少し心配。しかし・・・・後半5分過ぎ、左SHに入ったこのズラタン選手へ絶妙なショートカウンター的なパス。「シュートまで持っていけ!」と心の中で叫んだ瞬間、倒されPKをもらう。自分は、前半イエローをもらった選手の反則と思い、イエロー2枚で退場だと思ったが、いきなりレッドカードを提示。イエローをもらった選手でなく、高木選手でした。相変わらず、観察力のない自分。

 ここからゴール奪取
  1点め・・・このPKを決める。ノヴァコヴィッチ選手
  2点め・・・CKをなぜか東さん後ろへヘディング、クリアされたと思ったところ、カルリーニョス選手が奪いDFをかわし、教科書のような弾丸ゴロのシュート
  3点め・・・右サイドのセンタリングの折り返しをノヴァコヴィッチさん押し込む
  4点め・・・渡邉選手が蹴っていたCKをカルリーニョス選手が蹴る。見事、ノヴァコヴィッチ選手決める
  5点め・・・アディショナルタイム。長谷川選手がシュートのこぼれ球を豪快な右足ボレー。キーパー触ることもできず。

 この試合のキーポイントは、先制から10分後に2点めが取れたこと、そしてその間札幌さんに攻撃を許さず、「10人でも何とかなる」感を札幌さんに与えなかったことだと思う。
 
 ところで、4点めの後半32分、CKを奪ったところで、長谷川選手がピッチに入るところで、2点をすでに取ったノヴァコヴィッチさんと交代と思っていたら、渡邉選手がOUT。CKで長身のノヴァコヴィッチ選手がいなくなるのはもったいない・・・と思っていた所でこの采配はうれしかった。

 後半だけでの5点で、大宮のチームに(全てが遅いけど)J1で始めての歴史が・・・
   @ ハットトリック達成(ノヴァコヴィッチ選手)
   A 5点以上取る
   B ハーフで4点以上       その他、もっとあるかもしれない
 追加でもうひとつ
   C 長谷川選手の得点があった試合で初勝利

 今日のMyMVPは・・・・
   正確なミドルパスを通しまくり、ゴール正面から見事な弾丸シュートを放ったカルリーニョスさん・・・ と思ったが、CBの河本選手にあげたい。菊地キャプテンと組んで、中央の守備は鉄壁。ことごとく、札幌さんが放り込んできたボールをカット。地道に後ろでもボールを廻す。


 今日の勝利はできすぎです。次のホーム横浜戦でも結果にこだわった戦いを・・
  

【試合後】
 ・前半途中から降った雨は、ハーフタイム中が一番強く、後半開始時にはほぼ止んだ。見事なタイミングでした。

 ・15時開始のこの試合の後、残留を争う他のチームの試合結果が続々と入ってくる。
   浦和0−5G大阪 C大阪3−2清水 磐田0−0新潟 仙台2−1神戸 鹿島1−2横浜 FC東京1−2川崎

  ということで、がけっぷち順位表は以下。G大阪さんとの勝点2リード差(浦和さん、しっかりしてくださいよ)、そしてC大阪さんとの2のビハインドも変わらないが、勝点33組が視界に入ってきた。
 
       勝点 勝 分 負  得失差
12 鹿 島  33  9  6  11   +1
13 神戸  33  10  3  13   −6
14 C大阪 32  9  5  12   −3
15 大 宮 30  8  6 12  −14
16 G大阪 28  7  7  12   +1
17 新 潟  26  6  8  12   −12
18 札 幌  10  3  1  22   −49

鹿島さん、神戸さん・・・・一緒に争いましょう。

ページTOPへ

▲ 大宮が本当に5点も取った・・

▲ 4点め、大宮の初ハットトリックはこの0.1秒後

次の観戦試合へ

2012.9.20 21:22 作成
2012.9:23 20:22 更新

前の観戦試合へ