【試合前】
 リーグ戦ホーム3連勝中の大宮。ここにきて、昨年ホームわずか2勝とは雲泥の差(しかしアウェイ弁慶は無くなった)。ここで勝利し、J1最高のホーム4連勝へ。

 ナビスコ予選から中2日で気温の高い本日で不安要素もあるが、それは相手の川崎さんも一緒。J1同時に昇格した川崎さんに勝利を・・



【試合備忘】
 後半20分過ぎ、たて続けに2失点。失点後すぐに変って入った渡部選手が1度もボールを触らないうちの2失点めでした。

 この試合の敗因は?
  ・交代のタイミングの悪さ、後手後手。しかし、この交代後の選手が交代された選手よりもよく動いたかというとそれほどでもない。
  ・最初に交代した選手は、2日前のナビスコ予選に出ていない。一番早くばてていた。コンディションつくりの問題?
  ・勝利への執念がない? 後半35分すぎ(まだ10分以上ある)、川崎さんのFKとなり試合が止まっている時、ボールがコーナー付近へ転々。大宮の
  選手はそれを取りに行かず、なかなか試合が再開されない(約10秒も無駄な時間を費やした)。
   ⇒このシーンを見たときは殺気を覚えてしまった。
 
 川崎さんの2点は決してきれいな得点ではなし。むしろ泥臭いゴール。この泥臭さで結果を出すサッカーが、今の大宮の「なんちゃってボールポゼッションより、よっぽど美しいサッカーに思えた。



 前半圧倒する大宮。
  ・10分すぎ、混戦からチョヨンチョル選手のオーバヘッド⇒わずかに上
  ・20分頃、右サイド、ラファエル選手のクロスと見せかけて意表をつくシュート⇒クロスバーをたたく
  ・そのこぼれ玉から東選手のミドルシュート⇒クロスバーをたたく
  ・25分過ぎ、左45度からチョヨンチョル選手の左足ミドル⇒わずかに右にそれる
 というようなシュートだけではなく、守りに不安点はなく、相手ゴールまで攻め込んでいける。ボランチのカルリーニョス選手の動きが特に良く、左サイドへの相変わらず素晴らしいミドルのパス、そして守備時のつぶしもいい。

 そして、後半も同じ流れ。前半35分くらいからやや川崎ペースだったのを再度奪い、失点するまで攻勢は続く。特にほしかったのが後半10分すぎからの2つの攻撃
 ・左サイドから右に流れ、渡邉選手から右サイド上がってきた右SB片岡選手へ。片岡さん、クロスをあげると見せかけ、渡邉選手に戻す。渡邉選手の
  ミドルにキーパ、はじくのが精一杯(決まっていたら、片岡選手は初先発の2005年5月柏戦以来の右SBとしてのアシスト)。
 ・その少し後、例によって、カルリーニョスさん→左SB下平選手へのパス、ワントラップからの左足クロスにラファエル選手のヘディングはコースが
  良かったがやや弱く、キーパーがセーブ。

 しかし、その後中盤が空きだし、大宮の選手の動きも中2日の選手も多くやや落ち気味。そして連続での失点へ・・・



 ところで、今日の主審さんの中村太サンのことを。この方始めて見たような気もしますが、
  ・流していいところをファールをとる(前半川崎選手のハンドのところ)
  ・ドリブル等で仕掛けた選手が相手と接触し倒れると、判定基準がバラバラ
  ・極めつけは、後半10分頃カルリーニョス選手への警告1枚で赤紙を出した(大宮の選手に言われ取り消す)。そもそもこの警告でさえ、単にボールに
  向かって足を出してだけだが(後に録画を見たら中村選手に触れてもいなかった)・・・・
 とひどかった。 



 
【試合後】
 大宮と同勝点でひとつ上の順位の神戸さん、監督代行で数試合試合を行っていたが、本日の試合(敗北)後、昨年まで10年くらいG大阪で指揮をしていた埼玉県出身の西野さんが監督となる。
 大宮はタイミングを失ってはいないか?



ページTOPへ

2012.5.19(Sat)16:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第12節
大宮アルディージャ 0−2 川崎フロンターレ

次の観戦試合へ

2012.5.18 22:33 作成
2012.5.19 23:33 更新

前の観戦試合へ

▲後半も攻勢の大宮。その主役は5番カルリーニョス選手。守備でも大貢献。しかし、結果に出ず・・・