【試合前】
前節アウェイ仙台戦の惨敗は、前半25分頃から「ボールを気迫で追う、セカンドボールを根性で奪う、相手より集中して走る。これらは勝利のために行う」というようなサッカーの原点をまっとうした仙台さんのサッカーの前に、「(なんちゃって)ポゼッション自体がサッカーの目的」の大宮が、守備崩壊したもの。
後半負傷退場したU−22代表東選手は全治3週間ということで、この試合欠場。
さて、仙台戦には体調不良で欠場したカルリーニョス選手、この試合は先発で戻ってくるか? 彼の戦うスピリットを、この試合全選手に出してほしい。
優勝候補筆頭の名古屋さん、強さがまだ出てこないこのシーズン序盤での対戦をヨシとし、何とかホーム初勝利を!!
【試合備忘】
前半から互いに決定的チャンスが訪れたが、名古屋さんのチャンスは北野GKが好セーブを連発。キャッチングやパンチングはイマイチと、自分の中で評価を下げつつあった北野さんだが、この試合はさすがでした(北野さん、すいません)。
大宮の大チャンスは40分頃。名古屋CBの田中マルクス闘莉王さんが、DFとして軽率な(たとえ強風が吹いてなくても・・)自分の後ろにロビングでのバックパスから、ラファエル選手がキーパーの前に追いつき、ゴール前へ突進。飛び込んできた青木選手へパス。青木さん、少しつまづき(試合前、スプリンクラーで水を巻いたところでは?)、シュートをふかす。
後半5分も経たない頃、大宮のパスミス(よくある後ろヘボールを戻したところを拾われる)から、今度は闘莉王さんがしっかりドリブル、2004年の大宮のキャプテンに顔がなんとなく似ている玉田選手へパス、玉田さんは「左ききの選手、どうぞその得意な左足でミドルをうってください」の位置にヒールパスで落とし、ボランチのダニルソン選手がゴール右にずばりと決める。
しかし、大宮の歓喜はこの8分後。左サイドからのパスをカットした下平選手が前線のチョ ヨンチョル選手にパス。チョ選手、前を向きおそらくシュート、これが右サイド猛然と走って来た金久保選手(本日、東選手の代わりにトップ下に入ると思われた。しかし、渡邉大剛選手の変わりに右SHでの先発)
が、見事なジャンピングボレーシュート。さすがの名古屋GK楢崎選手セーブできず、大宮が同点に追いつく。
このすぐ後、突然の突風&豪雨。雨具を忘れた、自分は観戦不可。
【試合後】
2007年三ツ沢での横浜FC戦の豪雨&風に匹敵した悪天候。雨具無しで来場した自分の完敗です。屋根が少しあるメイン(自分の席はほぼ中央の後ろ。だいたいいつも雨は平気)側なので・・と甘くみてしまった。
名古屋のビジター側には豪雨の中、上半身裸で応援していた方がいました。すごい・・