2012.3.24(Sat)13:00 ユアテックスタジアム仙台
Jリーグ DIVISION1 第3節
ベガルタ仙台 4−1 大宮アルディージャ

【試合前】
 J1は2節を終え、2連勝の仙台さんは得失点差で現在首位。1勝1敗の大宮は8位。

 昨年震災から約4ケ月たった7月23日以来のユアテックスタジアム仙台ヘ。アウェイ感を満喫できるこのスタジアム、大好きです。



【試合備忘】
 大宮のカントクさん、試合後の会見で「前半はそこそこのゲームができてたのだが・・・」という言葉で始まった。「前半は良かった」ではなく「前半25分ぐらいまでは良かった」としっかり言ってほしい。相手の戦術の変更に対する対策、および後半立ち上がりからの修正について何か手をうつのが、カントクという職業のオシゴトだと思うのだが・・・・・


 先制後の前半10分から25分ぐらいまで、ほぼ決定的なチャンスを2回ほど逃し、「追加点を奪えず、そのうち追いつかれるいつもの大宮」が、今回は早めの前半25分すぎからやってきた。パスまわしを控えロングボールを主体に攻める戦術に変え、ゴールインでのオフサイド判定とポストに嫌われ同点にもっていけなかったが、完全にホーム仙台さんのペースに。
 しかし、前半ロスタイムに大宮も右サイドからのカウンターからのミドルシュート(おそらくチョ ヨンチョルさん)があり、流れを戻しての後半を開始できると思ったのだが・・・

 セカンドボールへの寄せ、ボールへの執念、それら全て勝利を目指すためのもので、ホーム仙台さんはそれをあたり前のようにやって、スコア以上の圧勝です。2年前の終盤の鈴木大宮(セットプレイを中心とした異様な得点力のアップ。試合内容はつまらなかったかもしれないが勝利を優先していた)より、今の大宮は弱いしつまらない。
 それは、ボールポゼッションとかボールを自分たちが支配するとかそんなものばかり目的にしている感じで、泥臭くボールへの執着とか運動量を多くするとかそういったもので勝点を奪いにいくという、そもそものプロサッカーの一番の原点を試合観戦の中で感じることができないチームになってると思うからです。


 ということで、今年のワーストゲーム第1位の最有力候補の試合でした。4日前のナビスコ予選1戦めで試合後に悔し涙を流したカルリーニョス選手(この試合インフルエンザで同行していない)、次節は出て来てほしい。


【試合後】
 仙台駅からの地下鉄で終点の泉中央駅まで行かず、ひとつ手前の八乙女駅より歩いて行く。始めてこの駅からスタジアムに行ったが、アウェイ側はここからの方がやや近い。
 バスケbj「秋田vs埼玉」の翌日の観戦のために、ここから秋田県能代市に向かった。




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2012.3.22 22:55 作成
2012.3.30 23:33 更新

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▲後半、全然こちら側(大宮が攻めてる方向)にボールが来ない。