▲後半開始すぐのCK。ここで決めればまだこの試合はわからない。

2011.11.26(Sat)17:30 広島ビッグアーチ
Jリーグ DIVISION1 第33節
サンフレッチェ広島
 4 − 2 大宮アルディージャ

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【試合前】
 大宮初のJ1でのシーズン2桁得点をしているラファエル選手が、サッカーの職業病といわれる「」で離脱。広島さんは、名将ペドロヴィッチ監督が今シーズンで去ることが発表されていて、最後のホームゲームは相当モチベーション高くこの試合に入ると思われる。
 大宮の苦戦は必死だが、こういう時勝つのが大宮。この試合勝利し、アウェイ戦だけの順位をつけた場合の優勝・・・を手に入れてほしい。


【試合備忘】
 やはり今シーズンの大宮は過去6年と何かが違い、シーズン途中でチーム力は下降している。とともに、今年が実は一番勝負弱い・・というのを実感させられた。

 ホームでの広島さんとの試合(7月3日)、大宮は目指すパスサッカーで特に前半は圧倒的な攻勢。しかし、元大宮盛田選手にCKから点を奪われ敗退。
 ⇒しかし、それから約5ケ月後。全然ポゼッションが同じ相手でできない。ラファエル選手がいるいないでない。
  なぜなら、前節鹿島戦でも同じ感想を持ったのだから。 

 試合開始時から、攻め込まれる大宮。ボールキープ率も3割もないのでは。しかし、前半25分過ぎから数分間大宮がペースを奪う。で決定的シーン、イ チョンスさん、相手のパスを奪いキーパーとほぼ1対1。ここを決められないことで、勝利が遠のいた。
 ⇒昨年までの大宮ならば、こういう場面を決め、しぶとく勝利していた。相手がホーム最終戦であろうと・・
  (2010年横浜戦、2007年のFC東京戦など)

 前半の2失点。ともに片岡選手のファールによるFKとPKで2失点。さらに、片岡さんはイエロー2枚で退場。センターバックはボランチ青木選手が努める。
  ⇒まさか、青木選手のセンターバックを見ることができるとは・・(2年前、斎藤雅選手のFW起用をみたが、この時と同じ感覚)
  ⇒センターバック本職をなぜ入れないのか? 坪内さん、それに練習試合でここ数ケ月このポジションで出場している鈴木規郎選手がいるのに・・
   この変の鈴木カントクの感性は、石原選手をジョーカーとして常にベンチとして置いときたい、というのと同じなのでは。
   自分は「本職の選手をそのポジションで起用する。その時、調子のいい選手をその試合で起用する」というのが、サッカーに限らずチーム
   競技の一番基本だと思うので、全く理解することはできませんが・・・
 
 
 片岡さんは猛反省してもらいたい。PKにしたのはCBとして落第のプレー、さらにFKでのファールは、味方選手が数人寄っており、ファールで止める必要もなかった状況に思えた。

 大宮が1人少なく2点をとれ、2−4とそれなりの結果となったが、広島さんがホームおよび、ペドロビッチ監督の最終試合ということで、「攻撃的のイケイケサッカー」で攻めてくれたおかげで2点とれただけ。数年前の全盛期の強かった鹿島さんならば、0−3ぐらいで終わった試合だったかもしれない。
 
 しかし、この広島さんの3−6−1の特殊フォーメションでの「攻撃的なイケイケサッカー」はとても魅力的で見てて面白い。これをぜひとも、新監督の元、来シーズンも継続してほしい。


【試合後】

 試合終了後のホーム広島の最終戦イベントを見ず、さっさとアストラムラインにて広島市内に戻る。高地なスタジアムから市内に降りれば、寒さがなくなるかな、と思ったがあまり変わらず。

 この試合の数日前、元大宮盛田選手について、広島は契約満了の発表をしていた。最後、挨拶などしたのだろうか? それだけが気になりました。


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2011.11.26 00:44 作成
2011.11.30 22:55 更新

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