【試合前】
わずか3日前のアウェイ柏戦に今期一番の内容で勝利。
この試合の観戦記で、自分は、
「この勝利の価値を無駄にしないために・・・。3日後のナビ予選2回戦の2試合め(1戦目は浦和さんのホームで0−2で敗戦)、主力温存とまでは言いませんが、無理に出場させ怪我を・・・という最悪のシナリオの可能性が高まる起用だけはしてほしくない。・・・・」
と記しました。
これは、もちろん、監督さんに語っているもの。3日後の福岡戦と、特にその次の浦和戦のリーグ戦が重要なことは、監督さんも自分なんかから言われなくても十分わかっていることだと思います。
ということで、出場する選手は、勝利を目標に戦ってほしい。結果は何であれ、ここで勝利を目標とした戦う姿勢をしっかり出すことが、重要なリーグ戦にいい影響を与えることと思います。
0−2からの前半(第1戦)終了での、この後半戦。個人的にこの試合に期待するのは、出場するかわかりませんが、柏戦で最後少し出場した鈴木選手とルーキーのFW清水選手です。鈴木選手からの左足からの高速クロス、こぼれ玉から混戦になったところを、どろくさく清水選手が押しこむ・・・といったシーンを見たいっす。
【観戦備忘】
0−2で負けている後半、鈴木監督が、ラファエル選手・東選手を投入し、巻き返しを図る・・・ということを一番恐れた。
結局2人はピッチに立つことなく、試合は1−2で負け。ナビスコは今年も敗退。J1初年度の2005年に準々決勝進出以来、6年連続ベスト8ヘ入れず。
2人の主力も温存でき、残留争いのリーグ戦に集中できる・・・ということですが、この試合の「試合内容」には全く満足できません。
・3日前の柏戦のスタメンから9人が変わり出場しましたが、その9人が全力でスタメンにアピールできるプレイができたか? ストロングポイントを出したか?
・後半途中から五分五分になったのは、上田選手が出場しボールを落ち着かせ、ゲームメークできるようになったからだけではないか?
(今年の大宮は「上田選手の中盤があってのもの」を、改めて証明された)
この試合の備忘
・後半30分過ぎ、浦和の選手同志(3人)が試合中、激しく「言い争い」をしていた →大宮の選手もこれくらい熱く戦ってほしい
・代表監督のザッケローニさんが観戦していた →この試合、あまり見ても代表強化に結びつかなかったのでは・・
・浦和さんが2−0でリードした前半途中、主力の原口さんを代えた
→いいなぁ、こういう交代ができて。全て第1戦に負け、ホーム2戦めで早々先制されている大宮は、この手は使えない。
・上のほうで書いた「鈴木選手の左足からのクロス→ルーキー清水選手へ・・・」というシーンが後半43分頃にあった →清水さん、もっと見たかった
もう負けたので、この試合のことをウダウダ言っても(書いても)、しょうがない。リーグ戦に集中し、次の福岡戦、浦和戦・・・に全力でぶつかってほしい。