【試合前】
3日前の水曜日の23節、大宮はアウェイ新潟戦で0−0の引分け。ダイジェストで試合を見ると、防戦一方で辛うじての引分けだった。
順 勝点 勝-分-負 得 失 差
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12 浦和 28 6-10- 7 30 28 + 2
13 新潟 28 7- 7- 9 25 26 - 1
14 C大阪 26 6- 8- 9 39 34 + 5
15 大宮 25 5-10- 8 23 34 -11
16 甲府 21 5- 6-12 26 45 -19
17 山形 17 4- 5-14 19 35 -16
18 福岡 11 3- 3-17 19 48 -29
降格圏の16位の甲府さんとは、もはやたった4になっています。
その前節の新潟戦では、イチョンス選手が前半に負傷退場(怪我の診断は発表されていない)。中2日でのこの試合、鈴木カントクはベンチメンバー含め、入替えはあるのだろうか?
自分の予想・・・新潟戦のメンバー(スタメンとベンチ)から、イチョンスさんから坪内さんが入っただけで全く同じ。イチョンス選手に変わりスタメンで藤本選手が復帰、3−5−1から4−4−2に戻す。
この試合注目は、上田選手(現在、警告累積3枚)。古巣をギャフンといわせる奮闘に期待します。
【観戦備忘】
後半27分先制。5分ぐらい試合を落ち着かせ、磐田さんがあせって攻撃を仕掛けてくれば・・・ 浦和戦、G大阪戦、仙台戦、山形戦・・・過去のリード後のまずい試合運びで同点あるいは逆転された試合にびびる自分と周りの雰囲気。しかし、この時間帯の選手は立派だった。そして、5分もたたない4分後に、カウンターから渡邉大剛選手の見事なタイミングと見事なコースでのシュートが決まり2−0。今日は勝てると、大宮ファン誰もが確信する。
前半最初のほうは攻勢だったが、徐々にボールキープ率の高い磐田さんが優勢に。が、決定的なシュートまでもっていけなかったこと、また枠内にシュートをあびないことでそれほど大宮の劣勢は感じない。むしろ、時たまみせる大宮のぎこちないカウンターから、決定的チャンスは多かったように思える。
後半、「後半最初の魔の失点時間帯」を過ぎた頃から、大宮が攻勢になってくる。勝利の大喜びで記憶が薄れているが、以下の3つ
・渡邉大剛選手が左サイド抜け出し、えぐっての最高のグラウンダーのセンタリング(昨年10月NACKでの川崎戦、川崎の森さんの2点めのような・・)
・同じ左サイドからシュートし、右ポストにあたったような・・・(←後日TV観戦追記。あたっていない)
・深谷選手が前線に残るシーンが多くなり、攻めが分厚い
から大宮ペースへ。そして、後半20分石原選手が入り、さらにそれは加速され、先制点へつながる。
内容的には、決して手放しで喜べるような試合ではないと思います。しかし、本日だけは、勝利の余韻にひたり、明日から「残留争いの現実」に戻ろうと思います。
それにしてもラファエルさんは神がかり的だった。ボールの鬼キープ(終了間際に3人囲まれても平気だった)と運動量(サイドハーフもやっていた)と守備(セットプレイでのニアでのヘディングクリア数多し)・・・・、この試合のMyMVPは、完全にラファエル様です。怪我せず、最後まで頑張ってください。
最後に、雑記。
・前半の終わりぐらい、こぼれ玉から片岡選手のミドルシュート。ひさびさ見たが、枠にいってほしかった。
・大宮の選手のみに出た警告、しかも3枚。3枚とも全て、一度注意を受けていない選手ならば、警告まで値していないものと思いました。
⇒上田選手は累積4枚で次節出場停止となりました。誰が起用されるか? かなり重要なことだと思います。
・渡邉大剛選手の思い切りのいいゴール、ひさびさに見させていただきました。2008年3月16日西京極で大宮というチームにあげた決勝ゴール以来。
・2点めのゴール後のパフォで、ゆりかごダンス。江角GKのためだったようですが、お子さん生まれたのは、だいぶ前だったのでは・・ 江角さん、お待たせです。試合終了後の出場選手のお出迎え時の最高の笑顔、とても印象に残りました。