【試合前】
 大宮J1の7シーズンめ。過去6年連続残留争いをしているが、今シーズンは様子が変。

 ・昨年、立て直した鈴木淳監督そのまま2年め
 ・東(大分)、上田(磐田)ら若手の有望株な選手が入団、その他各チームの主力が2人ほど入団
 ・さいたまシティカップでは昨年の主力鈴木規選手がメンバーからもれた
    →それほど選手層が厚い。2005年のメンバーと比べてもタメイキがつく(いわゆるサテライトメンバーというものがいない)
    →さらに、外人枠ひとりあまらせている
 ・開幕前の順位予想、各サッカー専門雑誌を読むが、降格の16位以下の予想は皆無。10位以内が多く、今年の躍進を唱える専門家も多し。
 ・J2時代からの4−4−2から4−2−3−1のシステムへ? (最も降格危機だった2007年にも数試合試した?)

 ということで、ワクワク状態な気分。
 過去0勝1分5敗の歯が立たない敵地カシマ。今年は本当に違うのか? を知るには最高な相手と言えます。



【観戦備忘】
  3−2のリードロスタイム入る。右サイドを攻めるがキープできない。そして、左サイドを突破され、ゴロのセンタリング、これを決められ悪夢の失点。後にオウンゴールと知る。オウンゴールはしかたがない、その前の左サイドへ出してしまった小さなクリアが悔やまれる。


この試合、得点シーンは、
 前半10分頃   0−1 キム選手の左足からのロングパス。うまくキーパーとCBの間に落とし、イ チョンス選手右足で決める。
 後半すぐ      1−1 左CKからゴール正面の混戦を伊野波選手にきめられてしまう
 その2分後ぐらい 1−2 ゴール正面のFK、上田選手見事なキック
 その10分後くらい2−2 左CKを岩政選手がヘディングできめてしまう
 その5分後くらい 2−3 右CK後のこぼれ玉、イ チョンスさん、中に切り込み豪快なミドルを決める

 というもので、後半のほうがおもしろいように見えるが、実際良かったのは、前半15分頃から前半最後までのポゼッシング。ボール支配、展開力で王者鹿島さんを上回り、特に渡部選手の数回の右サイド突破など見るべきものが多かった。
 最後のリード時20分は、カウンターで数回チャンスもあった。が、それは昨年と同様なスタンス。
前半にできた試合自体の支配を後半にもできるようになったのならば、今シーズンの大宮は「本物」と考えるようにしたい。

 と書きつつも・・・やはり今日だけは、勝利で大宮に帰りたかった。

 

2011.3.6(Sun)15:00 県立カシマサッカースタジアム
Jリーグ DIVISION1 第1節

鹿島アントラーズ
 3 − 3 大宮アルディージャ

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2011.3.6 21:12 作成
2011.3.6 21:12 更新

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▲ 上田康太選手、見事な左足FKが決まる。