【試合前】
10月30日(土)、台風17号の影響で中止となった代替日開催の試合。この時点での暫定順位は以下。
順位 勝点 試合 勝−分−負 得失差
12 山形 35 29 10- 5-14 -14
13 仙台 34 29 9- 7-13 -6
14 大宮 31 28 8- 7-13 -11
15 FC東京 29 29 6-11-12 -4
16 神戸 29 29 7- 8-14 -13
17 京都 16 29 3- 7-19 -26
18 湘南 16 28 3- 7-18 -36
今後の大宮の日程を前試合同様に書くと、以下で、22日間で7戦。11月の試練の7戦はまだ2戦めです。
日付 カード お相手 場所 結果
11/6 (土) J1 29節 山形 NACK5 ○
11/10(水) J1 28節 湘南 平塚
11/14(日) J1 30節 名古屋 瑞穂
11/17(水) 天皇杯4 福岡 NACK5
11/20(土) J1 31節 京都 西京極
11/23(火) J1 32節 神戸 NACK5
11/27(土) J1 33節 新潟 NACK5
ということで、6年ぶりの平塚へ。この試合は、J2時代の2004年8月21日、第29節でした(観戦記は ここ )。
【観戦備忘】
最後の1失点は余計で、少し後味の悪い内容であたっが、この時期よりは内容より結果。FC東京さんと神戸さんに勝点5の差をつけるとともに、降格とならない「15位以上の争い」に山形さんと仙台戦も巻き込んだ。
この試合で29節まで全部消化、京都さんと湘南さんはほぼ降格が決定となり、降格は残りひとつ。山形・仙台・大宮・FC東京・神戸の5チームのうち1チームは涙することとなる。
さて試合。
大宮が先制するまではほぼ互角の状態。しかし、先制点をあげてからは、中盤のボール支配も高く、特に良いと思ったのが、「2・3人で相手を囲みボール奪取ができている。しかも、サイドに追い込む形で囲んでいる」という守備。
先制点は前半15分頃、ルーキー金久保選手の見事なフリーキック。誰もが鈴木選手のノリカル砲と思っていたと思うが、鈴木選手の弾丸シュートではなく、また最近ハヤリの無回転キックでもなく(大宮で無回転を蹴れるのは塚本選手だけか?)、FKとしてクラシックな回転したボールでゴール左につきさす。金久保選手の技術もすごいが、自分が関心したのは、そのFKをもらうプレイをしたカウンターからボールをもらったラファエル選手の動き。DFとの1対1では勝負ができ、「ファールでとめなければ、決定的な所までもっていけるよ」というプレイでした。
そして、そのラファエル選手が、その15分後くらいに、見事な個人技。左サイドをするする中に切り込み、ねらいすました右足のミドル。うつタイミングが、もしかして少し予測できないキックをするのだろうか? 相手キーパーあの都築さんもほとんど反応できない・・という感じでした。
この試合で不満なことは、
・後半25分過ぎに3点めをとったが、それまでの決定的チャンス数回有り。湘南さんも疲れ&点をとらなくてはいけないで、守備もスカスカ状態が多く、カウンターから何度も得点を奪えそうなシーンが多かった。特に、イ チャンスさんは・・・練習してね。
・この3点め以降は、決定的になるまでパスをまわし→結局シュートまでうたないでボールを奪われること。名前を書きませんが、ある選手がどうも流れをとめているような感じです。
・そして、一番の不満。ロスタイム(今はアディショナルタイムと言うのか?)で、FKから失点したこと。
この不満がなく、5−0で勝てていたら、同勝点の仙台さんを得失点差で並び得点の多い大宮は13位に浮上できた。今日の湘南さんは失礼ながら、熊谷で3−0勝利した時よりも力は弱かったと思えるので、残念です。
しかし、冒頭で記したように、この時期は内容よりも結果。「重要な試合での勝点3」をとることが最重要。寒い中、この平塚に来て、良かったと思いました。
最後に・・・・後半10分頃負傷退場した坪内選手が心配。交代をつげられ、治療していたホーム側バックスタンド側から遠回りの大宮の応援側を歩いて戻ってきたこと、および、ハード連戦なので早めに交代をした、と考えたい。軽症なことを祈ります。
【その他】
・元々行けなかった10月30日の代替開催。「シフト勤務体系にして早くシゴトをきりあげる→16:54池袋発湘南新宿ラインにのれば、18:02に平塚に到着」と観戦プランをねる。そして、予定どおり、選手紹介をしている18:45頃には会場に入れました。
・試合後、湘南ジャーン選手の退団の挨拶セレモニー有り。日本語で必死に話をされ、少し感動しました。怪我を治し本人が希望する現役続行が実現できたら・・・と思います。また、日本でプレイしてほしい選手です。
・ひさびさの平塚ですが、寒かった。印象的だったのは、入場時のチェックの甘さ。まぁ、この観客数(6,032人)ですので、このヌルさでもいいことなのでしょう。
・大宮の応援の多さにビックリ。ゴール裏およびメインのアウェイ席に250人ぐらいは来られていました。急にきまった平日試合で80人ぐらいかな?と思っていました。みんな、この試合の重要さを理解されているようです。さすが大宮サポ&ファン、6年連続残留争いのチームを応援することで、ツボを心得ています(笑)。