【試合前】
10月30日(土) J1 28節平塚アウェイ湘南戦は何と台風17号の影響で中止。そして、この節、残留を争うFC東京さん(vs清水)と神戸さん(vsG大阪)は共に上位相手に勝利。暫定順位は以下。
順位 勝点 試合 勝−分−負 得失差
12 山形 35 28 10- 5-13 -13
13 仙台 34 28 9- 7-12 -4
14 FC東京 28 28 6-10-12 -4
15 大宮 28 27 7- 7-13 -12
16 神戸 26 28 6- 8-14 -15
17 京都 16 28 3- 7-18 -25
18 湘南 16 27 3- 7-17 -33
で、中止の28節は、この試合から中3日での平日水曜日開催となり、大宮は以下のような残りの試合日程、11月は試練の7戦です。
日付 カード お相手 場所 自分の観戦予定は★
11/6 (土) J1 29節 山形 NACK5 ★ ←この試合
11/10(水) J1 28節 湘南 平塚 ★ ←行けることになった。というより、行かなくては・・
11/14(日) J1 30節 名古屋 瑞穂 ★ ←名古屋の優勝を見る事に?
11/17(水) 天皇杯4 福岡 NACK5 ★ ←何とも微妙な試合
11/20(土) J1 31節 京都 西京極 ←富山にいます。19:30試合開始
11/23(火) J1 32節 神戸 NACK5 ★ ←再重要試合となりそう
11/27(土) J1 33節 新潟 NACK5 ★ ←新潟さん(マルシオ・デリシャスさん)強そう(すごそう)
22日間で7戦。J2で44試合(天皇杯5回戦までいった)した2004年でさえも、これほど過密ではなかった。
決戦・死闘がこの試合から全て・・・ と書きたい。が、J1残留が第一優先、この山形・湘南・京都・神戸の順位が近い同士との対戦が重要視される。鈴木淳監督は初めての残留争い経験?、昨年から何か違う大宮・・・・毎年土壇場に強く、5年間J1にしぶとく残った大宮だが、今年は?
なお、この時点において、例の「4シーズンにわたるホームゲーム観客数観客水増し発表」に対するリーグからの処罰は、まだ決まっていない。
【観戦備忘】
14:00開始の神戸さんが勝利、2試合少ないが試合前の暫定順位は16位で、また降格圏内に入った(戻った)。そして、試合開始。
こういう試合を待っていた。こういう試合とは、
・サッカーというスポーツの内容では負け。いいことは結果だけ。
・少ないチャンスを物にして、相手よりシュート数は激少だった。
勝利が全て完勝ということはありえない。上位にいるチームほど、しぶとく、チンタラしていた試合だったが1−0などで勝利、というのが多い。大宮はこういった内容の時、ことごとく負け続け、勝点を手にすることができない。毎試合こんな内容(特に今日はパスもつながらない。さらに前半は縦ポンサッカーばかりというつまらない内容)では怒りたくもなるが、残留すること(だけ)が目標となった今シーズンは、こういう試合内容で勝点3を手にいれたことは、素直に評価してもいいことだと思います。
願わくば、こういった形での勝利はアウェイ戦(しかも上位チームとの対戦)でやってほしい。ホームファンを増やすためにも。
前半5分すぎ、山形さんが大宮の右を攻め、#7宮沢選手が中央へパス、#17佐藤選手が弾道の低いミドルシュート、キーパー北野さん弾く、そのこぼれ玉を、パスからそのままゴール前に走っていた宮沢選手の前へ。失点覚悟しましたが、何と左足で北野GKブロック。その後も、山形さんが中盤を支配、ゴール前の数本のクロスなどで何度も危ない場面があり、失点も時間の問題という感じであった。しかし、前半ロスタイム、ゴール前のイ チェンス選手が後ろにいる金澤選手におとし、金澤さんは前に斜めに走るラファエル選手に優しいグランダーのダイレクトでのパス。ラファエルさん、見事右足をふりぬきゴールネットをゆらす。このシュート、大宮は2本めのシュートだと思う(1本目は、前半20分くらいの村上選手のミドル。目の前にいたDFにあたったので、シュートとして記録されてないと思う)。
そして後半、10分頃不用意なファールでゴール正面のFKを与えてしまう。これは、「あまりにも正面すぎ。もう少し斜めのほうが怖いな」などと考えていたら、山形#13石川選手が左足で見事ゴール右隅(北野GKの左)へつきさす。
大宮の勝ち越し点は、25分過ぎのCKから。この試合全然ダメであった藤本キャプテンから石原選手に変わり、その石原選手、「CK→DF深谷選手が頭でゴール前へながす」できたボールを、相手DFの前に走りこんで執念のゴール。こういう泥臭いゴールができるのはすごい!!
その後、鈴木監督大得意の「マトさん投入→必殺5バックでの逃げ切り」を敢行。元の4DFのほうが安定していて、かなり危ない場面(結局前でボールを持てなくなったから&マトさんのスピードがなく裏をつかれて危ない)も多かったが何とか逃げ切り試合終了。
この試合のMY MVPは・・・・・・
イ ホ 選手です。評価は分かれることと思いますが、守備において、運動量が多く、高さでボランチとして相手のボールを跳ね返してた場面多し。そして、前述の5バックにする前には、全選手疲れている中必死で左サイドをかけあがり、ボールキープなど、さすが元韓国代表でW杯選手ということを始めて感じさせてくれました。スーパーセーブ2つぐらいされた北野さんや決勝ゴールの石原選手、決勝のアシストの深谷選手も次点です。
【その他】
新社長、試合前挨拶。もう少し、コンパクトで短い挨拶だったら良かった。挨拶ではなく、今後のクラブとしての各対応に期待しています。