▲ 大宮の数少ないチャンスの前半のCK。遠くてほとんど見えません。
▲ 選手のお帰り。
自分もサクサク会場を後にしました。
【観戦前】
昨年、直前になって行けなくなった楽しみなアウェイ戦。大宮は2004年にJ2で2位となりJ1昇格となったが、最後13連勝を飾った7試合め、当時3位の山形さんと2位大宮が勝点3差でここ山形で直接対決、見事大宮が勝利(3−1)し昇格に現実味をおびた地です。
自分としてはこの一度だけこの地に行っているが、本日はこの良き思い出を忘れ、この大事な試合を観たいと思います。
しかし、ゴールデンウィーク最終日の19時試合開始、終了後当日中に大宮に戻る新幹線は無し。大宮から、いや地元山形さんもだと思うが、少ない観戦数の試合になることだけは予想できます。雨だけは降らないでください。
【観戦備忘記】
後半10分過ぎ、ゴール裏に陣取るアウェイ側にむかって、大宮が始めてまともな形で攻めてきた。前節のヒーロー石原選手がペナルティーエリア内に果敢に突進。倒された。「PK!」と自分も含め騒ぐが、主審さん笛を吹かない。そして、その後、山形さんが攻め、CKを得る。そして、山形の選手、最初の選手交代。試合は両チームミスの応酬で単調な試合だったのが、突然が動き始めた。さらに、このCKの後、大宮のエースのラファエル選手が開幕戦以来のピッチに登場。その数秒後、遠いむこうのゴールで相手選手倒れる。まさかのPK。
「両チームミスの応酬」と記したが、単調なトラップミスでサイドを割るなど、本当にJ1のいやプロの試合?などと思うシーンが数回あり、ある意味、試合を単調に(つまらなく)するという大宮のペースの試合。これは、0−0のままでラファエル選手が登場すれば、凡試合内容だが粘り強く勝つ、というひさびさな大宮らしい試合が見れる、と思ってたとこで、現実にその形になった。だからこそ、このPKは本当に寂しい。本当に倒さなければ、失点をするようなシーンだったのだろうか?
リードしていれば、決定力の無い大宮への守備は、ラファエル選手がいても簡単。途中、ひさびさドゥドゥさんも登場しさらに守備もしやすくなっているという感じでした。
自分が大宮のコーチだったら、練習で「必ずシュートまでうって終わる」というルールでのミニゲーム(シュートできなかったチームは腕立て伏せ50回チーム全員でする」といったことをやるな、なんて情けないことを考えさせられる試合でした。(いつかの試合後の、感想文でも同じことを書いた気がします。つまり、ずっと大宮は同じということか)。
「最後はあと1歩までいっていた。チームは上向き。引いて守るチームに点を取ることが課題」なんといったことが、大宮公式サイトの試合総評などで書かれそうだが、実際点を取られてからの攻撃は、ラファエル選手が貯めて前を向けたとき以外全然ダメ。はっきり書くと0−0で終わった5節前のアウェイ新潟戦より劣化しています。
【その他】
・約6年ぶりのこの競技場。道をはさんだ駐車場がすごい立派になっていた。
・こどもの日の本日、G/W最終日19時開始ということで、大宮のサポは予想どおり少なかった(といっても6年前より4倍ぐらいいた感じの)ですが、山形さん側はコドモ無料とかでたくさんの方がスタンドを埋めてました。
・熊谷や岐阜県多治見などが日本の最高気温の地ですが、それまで長く最高気温のタイトルを保持していたのはここ山形県内のこの盆地です。30’Cの気温をあちらこちらで記録している異常気象のこのG/W、やはりここも暑かったです。試合内容は寒くても、半袖でも平気でした。