【試合備忘・感想】
 川崎の2点めと3点めをとった鄭大世選手には完敗でした。
 といっても悔やまれるのが、2点めの失点。前半ロスタイムにPKで追いつき、その得点後のキックオフから大宮がカウンターをしかけチャンス、しかし奪われ逆にカウンタをくらい、迷わずうった鄭選手のミドルシュートがゴール右隅に決められてしまう。シュート自体は鄭選手に脱帽ですが、このシュートまでの展開が、何かふぬけの状態でした。この前半に2度のPKを防ぎ、終了まぎわ同点に追いついた所で最高な場内ムードだっただけに残念な最後の数秒でした。

 後半、しかしそれでも、大宮はまだ負けてはいなかった。数回のCKでのチャンス、そして最もほしかったのが後半10分頃の橋本選手のシュートがポストにあたったシーン。後半20分頃、鄭選手の見事な3点めが決まってしまい、選手交代によってむしろ攻めの流れが悪くなり、ほとんどジエンド。最後ロスタイムPKをもらいマト選手がきめるが、なぜかこの得点後のロスタイムはあっけなく無く、シュートまでいかずに終了となりました。

 ラファエル選手(左MFのところにもいますがほとんどFWの仕事)・市川選手・石原選手の実質3FWで勝負しにいったこの試合、前半と後半の3失点めまで本当におもしろい試合でした。が、上位陣4連戦は2連敗となり、順位も15位におちました。
 1失点めなどの守備の不安定部分を何とか修正し、次の浦和さんとの試合に臨んでほしく思います。


【その他】
 ・冒頭で記した、ことごとくJ1になってから築いていたものが今年は打ち破られていること。この試合でもひとつ加わりました。それは、「試合前に社長さんが唄ったら負けない」というもの。
 ・大宮ホーム至上最高の42,367人の入場者数発表。この節のJリーグの試合で一番でした。新潟さんホームの浦和戦より多かったとは・・・。メインのアッパーも開放したのはビックリです。ちょっと水増しっぽいような気もしますが・・
 →この入場者数により、「アルディージャの誓い」で掲げられている「30万人動員」まで、NACK5で広島&柏戦の2試合を残し、「あと25,201人」となりました。目標達成が現実的なものになりました。が、
本当の「目標」はこの数字を達成することでは無い! と思います。

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2009.10.17(Sat)15:00 埼玉スタジアム2002
Jリーグ DIVISION1 第29節

大宮アルディージャ 2 − 3 川崎フロンターレ

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2009.10.17 09:33 作成
2009.10.18 22:22 更新

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【観戦前】
 
順位   勝点  勝-分-負  得 失 差    28節   29    30   31    32   33   34
14 大宮  33   8 - 9 -11   33 41 -8   ●G大阪  川崎   浦和  広島  山形  柏    大分 

G大阪・川崎・浦和・広島さんとの上位4連戦
山形・柏・大分さんとの下位同士での3連戦

 毎年終盤の成績が良く「すべりこみ残留・落ちない大宮」となっていますが、今年は何かが違う(横浜FMさんにリーグ初敗北など、4年の実績が、悪い内容にとことんくつがえている)ため、最後の3戦より、この上位4戦の結果が非常に重要な気がしてなりません。
 楽天の野村監督(今年勇退みたいです)同様、基本的マイナス思考の自分は、この4連戦での4連敗は、G大阪さんとの試合内容(特に後半5分以降)を生観戦したものとして十分ありえると思っています。やばい。
 ということで、あまり気の進まない埼玉スタジアムへ行ってきます。今年3回めですが、前2回と異なり雨は降っていません。

▲ スピード感があって、楽しませてくれた
   石原さん・市川さん・ラファエルさんの3トップ。