【試合備忘・感想】
先制から2点めが入る約75分の試合時間の長いこと長いこと。アウェイダービーで過去2戦の勝利などで感じた感覚を、ひさびさ思い出す感動の試合でした。
2点め、3点め・・・この5分間を忘れない。まるで優勝をしたかのような場内の状況でした。
先制後、大宮のチーム全体がすばらしいサッカーを展開した。
・左サイド内田選手や両FWのすばやい飛び出しからのカウンター
・そのカウンターを導き出す金澤・橋本両選手のボランチの中盤の守備でのすばやい寄せやボール奪取
・波戸さん(この試合のMy MVP)のひと味ちがうディフェンス
・江角GKのミドルシュートファインセーブ などなど
これらの中で何度も2点めをとるチャンスがあったが、とれない。そうこうしているうちに、2年連続J王者&今年首位独走の王者鹿島さんの攻勢が後半から始まった。順番などをまるで覚えていないのだが、
・藤本キャプテンのゴール前ヘディングのクリア
・ゴール前からのFKの混戦を防ぐ
・ポストが一度守った ←後日記 これは3-0となってからでした などなど
で何とか失点を免れる。運動量が少なくなってきたこと(特に左右MF・・・もう少し早く交代してよと思った)と、そのためによることなのか4DFが前半より引き気味で中盤が空き始めているのが良くなかったと思います。
そして、大宮のファンだったら「歓喜ベスト5」に、必ず入るであろう至福の5分間がやってくる。その2得点の前に、FWラファエル選手の突破からシュートが、前節千葉戦と全く同じでビデオを見ているようだったシーンがあったことを忘れずに記しときます。
まだ、Jリーグは残り10試合あり、順位もたった一つだけ上げた降格ピンチの14位です。しかし、王者相手に堂々と攻めた前半の気迫をチーム全体で出していけば、上位進出も夢と思えない試合内容でした。
【その他】
・自分の席のまわりのヒトの興奮度、自分を含めすごかったです。みんな、大宮のこういった勝利を待っていたということです。
2009.08.29 13:11 作成
2009.08.29 21:05 更新
【観戦前】
ここ『観戦前』によく記すサバイバル順位の欄、どんどんチーム数が減ってきてしまいました。ここまで23節終了時の順位は以下。
順 勝点 勝-分-負 得 失 差
11 京都 31 9- 4-10 26 28 - 2
12 横浜Fマ 30 7- 9 -7 29 24 + 5
13 神戸 29 8- 5-10 28 33 - 5
14 山形 27 7- 6-10 26 28 - 2
15 大宮 27 6- 9- 8 26 32 - 6
16 千葉 21 4- 9-10 22 35 -13
17 柏 21 4- 9-10 27 43 -16
18 大分 10 3- 1-19 15 38 -23
「真夏の3連続決戦」のを2分1敗で終え、これから上位チームとの対戦が始まります。まずは王者鹿島さんとの対戦。はっきり言ってつらい。しかし、ボールキープ率が低くなることによってのカウンターやセットプレイでの少ないチャンスをものに出来たならば・・・・
そのために、勝負ポイントは前半(しかも早い時間)に失点をしないことだと思います。
▲ 1−0のスコアが長く続く。この後、歓喜の時間が・・