【試合備忘・感想】
後半25分頃に2失点めをくらった直後に会場を後にしました。試合を見たくなかったのではなく、池袋にてとある飲み会があったため。そういえば、2年前の第2節のFC東京戦(ホーム:埼スタ)においても同様な飲み会が池袋であり、この時は前半のみ観戦で帰りました。
さて、試合は0−3で敗戦。
後半25分まで、鹿島さんと違いFC東京さんはやはりスキがありました。前半は不用意なパスミスからカウンター、後半は最初からペースをとれていて、大宮が数回得点を奪えるチャンスがあった。さらに現在の得点王、大宮キラーの石川選手も何とかおさえた(一度バーが救ってくれたが)・・・。
しかし、「0−3という点差ほど差は無く、大宮が点をとっていれば、結果は違っていたかもしれない」といったことは全然思っていない。
FC東京さんとの差は以下で歴然、大宮は弱い。
● 攻撃の迫力度/シュートまでの決定力 →石川選手にボールがわたった時の危機感から
● 中盤がJ1レベルと思えない →梶山選手がうまいっす。パス出して立っている大宮の某中盤選手との差はあきらか
● 謎の選手交代 →前半44分での交代で失点。あの交代は守備を混乱させる交代だったのか?
輝いていたのは、後半の最初だけ。特に上記前半44分から登場したヨンドク選手のドリブル(大宮の今までの選手にはない迫力)と強烈なシュートが見せ場でした。
希望がもうひとつだけありました。前半44分でひっこんでしまったドゥドゥ選手。「周りへパスなんかせずシュートせい!」と自分はイライラしましたが、冷静に考えると、後ろ向きでボールを受けて前を見てドリブルに入る速さは期待をもてました。少なくともJ1初年前半大活躍で消えてしまったクリスチャン選手の初戦(万博でのG大阪戦)よりはいいデキだと思います。
【その他】
・本日のレフリーさん、ワールドカップでレフリーの笛を吹かれた(1998年フランス・日本人3人め)方です。その実績は尊敬いたします。しかし、もう・・・。
・この試合も「スタジアム内の通行制限解除・スタジアムグルメを全て食べられる・アウェイ応援の方ももコンコースを一周できます」といったイベントあり。
どうしても、これは好きになれない。少なくとも自分がアウェイにいって、ホームチームのゴール裏のコンコースに行きたいとは全然思わない。「知らなくていいこともある」と似た感覚です。
▲謎の前半44分の交代。
守備時において、違うポジションの選手をかえる。
案の定直後に失点。これは絶対に結果論ではない!
【観戦前】
後半戦最初の試合はFC東京さんとのホームゲーム。
J1昇格後、アウェイ味スタでは今年の前半試合も入れて2勝1分2敗と五分だが、ここホーム試合では4戦4敗。全く歯が立たないという内容試合も多い。これ以外にも、
・FC東京さんは、J1中断再開後、4戦4勝。もしかして、一番今J1で一番強い。
・FC東京さんの石川選手は2004年鹿児島での天皇杯4回戦から大宮の天敵だが、5月の大宮戦でのハットトリック達成以来絶好調で、現在J1得点王
・カップ戦含む6戦連続ゴール中
・大宮は夏に毎年弱い
と圧倒的にいい材料がみあたらない。
しかし、ワクワクできることがひとつ。昨年韓国Kリーグ得点王のブラジル人FWドゥドゥ選手のデビュー。攻めが活性化していることを期待します。まずは、どんな選手なのか?そこからみたいと思います。
前述しましたが、現在FC東京さんは、J1で一番強いと言われています。しかし、均衡した試合となってしまえば、試合のカケヒキ・守備の安定度・選手交代での層の厚さといった面では、前節首位鹿島さんのほうが上でしょう。つまり、つけいるスキは十分にあると思います。
ということで、月並みですが、「最初の15分、スピードにのる東京さんの攻撃に耐えることができるか?」がこの試合の一番重要なところでしょう。
2009.07.17 22:22 作成
2009.07.18 00:44 更新