【試合備忘・感想】
 両チームのファンでなく点の取り合いの興行的なサッカーを観たい、という気持ちでこの試合を観戦したとしたら、心の底から楽しい試合だったかもしれない。
 しかし、大宮を応援する自分としては・・・・・・、とても忘れられない試合になりそうです。

 やはりメンバー大幅変更です。今日のスタメンは、以下(敬称略)

         石原 藤田
      内田        渡部
         金澤 新井
      村山 マト 片岡 土岐田
            江角
 そしてサブメンバーは、高木・福田・西村・パク・藤本・橋本・川辺

 先発メンバーはある程度予想できましたが、サブメンバーで2つのことがビックリです。
 @西村選手・川辺選手というリーグ戦出場0分の選手がこのスタメン大入替えの試合で入ったこと
 AFW選手がいません

 前半、30分ぐらいまで大宮の守備はガタガタ。特に大宮の右サイドが弱く、何度も崩されます。そして、やはり、大宮の天敵石川選手が、大宮のミスからと自身のスピードで2点をあげ、大宮完敗ムード。東京さんがしっかり決めていれば前半で0−5とかになり、クラブ至上最悪の点差で敗れていたかもしれません。が、東京さんもイマイチなのは、内田選手がFKを決め一点差としたところでわかりました。明らかに混乱状態になり攻めにも迫力がなくなりました。
 後半8分くらいにまたまた石川選手の思い切りのいいシュート(後半東京さんの最初のシュートでは?)が決まった後は、前半の繰り返しの展開。東京さん元気→大宮が一点かえす→東京さんパニック気味→大宮攻勢。
 この大宮の攻勢は試合終了まで続きました。まるで、2005年同じくGWの試合(連敗中のの東京さん。原監督の更迭のウワサ。何度もリードするが、最後ロスタイムあの森田選手に決められ、3−3で引き分け。同点となったあとバタバタ倒れる東京さんの選手が印象的な試合)とそっくりです。が、その試合のように追いつくことはできず、大宮敗北、4連敗です。東京さんは、バタバタしながらも梶山選手のボールと試合を落ち着かせるプレイが際立ってました。
 大宮の今日の試合で大不満なことを2つ。
 @ 前半のたちあがりの悪さ。石川選手の1点め以外にもミスが多かった。前節と同じ失敗をしているようでは、プロとして失格だと思います。
 A 新人のDF福田選手をFWとして起用し、最後マト選手と長身2トップになりました。本当に、こういう場面でパワープレイをする場合、福田選手がベストな選択だったのだろうか?福田選手は、今日メンバーに入っていないFW本職のラフリッチさんなどより調子が良かったのだろうか?

 90分立ちっぱなしで大声をあげ応援しました。残り5分ぐらいでの混戦のシュート(石原選手? GK防ぐ)かロスタイムのマト選手のシュート(わずかにそれる)が決まって勝点1でも入っていれば、かなり満足な試合になったかもしれません。自分は結果を最も重要視しますので・・


【その他】
 ・試合前日→試合観戦後の翌日は東京駅から静岡遠征2泊(帰郷後、大分戦観戦)。東京駅AMの列車のため、都内(新宿)に宿泊することにしました。GW初日、空きがありました。
 

2009.5.2(Sat)19:00 味の素スタジアム
Jリーグ DIVISION1 第9節
FC東京 3 − 2 大宮アルディージャ

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【観戦前】
 3日前の山形さんとのホーム試合で敗れ3連敗となり12位に沈んだ大宮は、同勝点で14位のFC東京さんとのアウェイ試合。そしてこの試合後も中2日で最下位大分さんとの試合。
 まさか、ここで毎年恒例(いつもは終盤ですが)の『決戦』になるとは思っていませんでした。
 
 そして、この試合の1日前の5月1日、メディアでは張監督の記事が出る。’’考え通りにやる/改革をしなければ・・/29人の実力差は無し→先発から主将小林慶・副主将冨田・MF橋本・FWデニス・マルケスら主力5人を若手に代える?’’といった内容とその談話からの推測。
 
 本当にすごいこと(大宮応援以外のヒトにはたいしたことはないでしょうが・・)になって、「決戦ムード」がさらに高まってきました。今シーズン終わった時、成績が良かろうと悪かろうと、この試合がキーになることが予想されます。

 ところで、大宮の天敵「FC東京:石川選手」はどうも絶好調のようです。彼ひとりにやられる、といったことが無いことを祈ってます。

▲ 後半アタマから、選手交代。
  前節よりはいい采配です。

▲ このCKからマトさん決める。
  パク選手の左足もなかなかいい。

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2009.05.01 00:22 作成
2009.05.02 23:55 更新