観戦記2005/12/29 第８５回天皇杯準々決勝大宮vs浦和

＜試合＞
★試合前の展望(願望)★
　今年５回目の「さいたまダービー」.、ここまで１勝３敗。来年のためにも、そして、初のタイトル獲得のために、勝てよ大宮。

　大宮は、前節藤本選手が警告累積で出場停止、すでに契約をしないことが決定している横山選手が入り、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もりた
　　　　　　　　　　　　　　　　横山　まーかす　サク　ひさ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マサ
　　　　　　　　　　　　　　　大介　奥野さん　ようすけ　たく
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荒谷さん
　
という、ひさびさ４－１－４－１で登場。浦和サポのブーイングをあびながら。

★試合★
　後半のほぼロスタイム、１－２でリードを許している大宮は猛攻。しかし、シュートをうてず、ボールがクリアされハーフラインをこえた。あがる浦和の選手とさがる大宮の選手の２０人がほぼ横一直線にならぶ。ボールは大宮ＧＫ荒谷選手が前方へフィード、ゴール前混戦から森田選手が相手ＧＫのパンチングに競い合い、こぼれたボールを富田選手が押し込む。ゴール裏に喜びを爆発させ走ってくる選手たち。この試合のハイライト（大宮サイドの気持ち）。

　前半の大宮は、ひいきめ無しに浦和さんよりチャンスなど多かった。特に、左サイドからのセンタリングから（たぶん）久永選手のダイビングヘッドやマーカス選手のミドルシュートなど大宮にしては格好いい攻めが有り､大宮の攻勢だったと思う｡シュート数でも浦和をうわまわったのではないか。どちらかというと、浦和さんのほうがカウンターサッカー（大宮の批判で一番多く言われる｢ひきごもりつまらんサッカー｣気味）になっていたような気がします｡得点としては両チームセットプレイから１点ずつ奪い､前半は１－１。片岡選手が２点ともからんでました｡
　後半開始、実はここが勝負のポイント。あきらかに浦和さんが、攻めのペースをあげてきた。浦和さんの攻めに対して防戦。こうなれば、「一見、攻められているが実は大宮得意のペース」と思えるが、実はけっこう体力が落ちているのか、鋭いカウンターを出すことできず、明らかに劣勢。そして後半１５分過ぎ、左サイドを突破されセンタリング、先日日本代表に抜擢された長谷部選手があたりそこね気味のシュートで決められてしまう。その後も危ない場面が多かったが、何とかきりぬけ、冒頭の同点ゴールで延長へ。
　延長開始、大宮は動きが鈍い。山田選手の技ありループ、仙台での鹿島戦の西村選手を彷彿させる、ハーフライン手前からの長谷部選手のドリブルからのシュートで、立て続けに２点をとられ勝負あり。斉藤選手が動きでゲキをとばし、前線につなげようとするが、そのままタイムアップ。大宮アルディージャの２００５年が終了した。

結局、
①　５日前の鹿島戦などでみせた、「ひいて時おり鋭いカウンターで反撃する→相手もそれほど分厚く攻められない」という形に前半最初からもっていけなかった。桜井選手の負傷退場はやっぱり痛い
②　追いつくだけの展開。Ｊのリーグ戦での先制できたら負けない（浦和さんも）ということができなかったことで、敗北は必死か

＜番外＞
★天皇杯準々決勝（仙台）～試合前日★
　１２／２６（月）～２７（火）　普通に仕事。
　１２／２８（水）　自分が働く会社は明日２９日が最終出勤日であるが、２９日を休むために必死に仕事を終わらす。出勤の方、申し訳ないっす。帰りに浦和駅西口で有名なＲというお店の近くにある飲み屋さんKにて軽く飲み帰宅。なお、このKというお店、浦和レッズというチームが天皇杯の決勝（元旦）に進んだ場合、元旦にお店をひらくとのこと。マスターと奥さんを元旦ぐらい休んでいただきたいので、明日は大宮ガンバレ！　
　なお、家に着くと、「大宮アルディージャ　シーズンシート継続購入のご案内」というオレンジ色の封等があり、読んでみると「一般告知に先駆け、シーズンシートホルダーの皆様にご案内させて・・」とある。えっ、先駆けて？　　先ほど、携帯より大宮HPを観てすでに知ってるのですが・・
　明日の試合の観客数予想。３３０００人で、浦和応援３１０００・大宮応援２０００（うち３００は赤嫌いのＦＣ東京さんの前座応援のヒト）と読む。
　
★試合当日（試合前）★
　８月の東京Ｖ戦を風邪でダウンしていたため、国立競技場は１９９５年１２月６日以来（川崎vs横浜のチャンピオンシップ）、１０年ぶりに到着。
　・１１：３０からのＦＣ東京vs浦和レッズの１５才以下ユース決勝の試合の始まる頃着く。予想どうり、浦和の自由席はすごい埋まってる。これは、きっと、大宮側のハシも浦和さん来ちゃうな。
　・カゼが強くスタンド上段での応援横断幕張るのにすごい時間がかかる
　･大宮名物ドコモダケ､係りのヒトに入場を拒否されている｡企業色が強いからか？選手入場の時の､浦和さんのスタンドを覆うどでかいユニホーム(本日メイン側に出ていた方)のほうがよっぽど企業色が出ていると思うが･･･｡日本平や仙台では入場できたが、本日は２８ゲートのところで､ダンボールの中で寂しく待機
　･２９ゲートの上付近で観戦

★試合当日（試合後）★
　｢決勝のチケット譲ってください｣と大宮オレンジのヒトに語りかけてくる赤いヒトたち(何と大宮のゴール裏まで入って来た。あなたたちがいっぱい買うから売り切れちゃったんでしょ！)をふりきり､国立を脱出。生まれて初めて、四ツ谷＆秋葉原で飲む。
　お疲れ会兼忘年会という形で盛りあがりました。
　そして、２００５年のサッカー観戦が終わりました。来年はどうしようか？　
（後日記　こうする予定です）
　