年間記録

2005 Players

1 GK 安藤 智安
2 DF 奥野 誠一郎
3 DF 三上 和良
4 DF トニーニョ
5 DF 冨田 大介
6 MF デビッドソン・純・マーカス
7 MF 金澤 慎
8 MF 安藤 正裕
9 FW クリスティアン
10 FW トゥット

11 MF 藤本 主税

13 DF 平岡 靖成
14 FW 森田 浩史
15 MF 斉藤 雅人
16 MF 久永 辰徳
17 MF 島田 裕介
18 DF 西村 卓朗
19 DF 片岡 洋介
20 GK 荒谷 弘樹

21 GK 高木 貴弘
22 GK 田中 賢治
23 MF 鈴木 将太
24 MF 橋本 早十
25 DF 田中 輝和
26 FW 大沢 朋也
27 FW 横山 聡
28 DF 辻田 真輝
29 DF 石亀 晃
30 FW 桜井 直人

私的総論

31 FW 山下 芳輝
32 FW レアンドロ
33 FW 若林 学

<サッカー素人の考える今年の大宮アルディージャ>
 〜4-1-4-1と4-4-2、それどころか3バックと4バック、それぞれの利点など何もわからない自分が、結果論だけの総括を記します〜
 29節、7連敗でアウエイ柏戦を迎えた大宮アルディージャ。試合前のガケップチ順位は

   順     勝点 勝 分 負
   14 柏    30  7  9 12
   15 清水  29  6 11 11
   -------------------
   16 大宮  28  8  4 16
   -------------------
   17 東京V 26  5 11 12
   18 神戸  20  4  8 16

の入れ替え戦の位置の16位。それどころか、甲府のバレーと試合ができない(観たかった)自動降格に行ってしまうかもしれない。大宮のHPのオープニングも「決戦まであとXX日」とようやく危機感を出して来た。遅いって。
 しかし、この直接対決において、大宮は2−1で逆転勝利。その後、この柏戦の勝利を入れての4連勝で、結局勝点41の13位でJ1の1年めを終える。

 「7連敗中も4連勝も、大宮は同じ戦法で戦った。違うのはゴールを決めたか決めないかだけの違い」
残留後によく聞いた言葉である。たしかに、7連敗中の24節千葉戦、25節川崎戦の前半、27節C大阪戦、28節浦和戦の前半など、内容のいい試合もあった。しかし、本当にこの「大宮のサッカーをシーズンとおして実践した」ことが残留できた要因だろうか?
 自分は、ポイントは以下の4つであると思っている。

@ リーグ前半戦に、主にクリスチャン選手の活躍(たとえ彼が点をとらない試合でも)で、勝点をこつこつとれたこと(シーズン前に、ミウラ監督が言ってた「降格しないチームは、10点以上得点のできる外人が絶対に必要」、これは正しかった。さすが。)
A リーグ終盤、斎藤選手がボランチ(実際はゲームメーク)に定着したことによって、ゲームを支配できてきたこと。それと同時に、藤本・久永両選手のキレがちょうど同じ頃上向きになってきたこと
B 29節柏戦で、柏さんがリードしている後、非常に甘い守備で、大宮が逆転できてしまったこと(トゥット選手の同点ゴール前、するするあがったトニーニョ選手に対する柏さんの守備を思い出してください)
C 降格した東京Vさんや柏さんがときたまやってた0−7といったような大敗がなかったこと。「負けていて何とか1点かえそう。結局もっと取られ大敗っていうことをしない。大宮のサッカーはつまらん」という話もあると思うが、それはそれで、大敗したあとは、次の試合のモチベーションが下がると思う

 自分はこの中で残留できたことという意味で、Bをまずあげる。この勝利によって、自信を取り戻せたことはとてつもなく大きいから。違う観点で、18チーム中、予想外の13位というほぼ中位で終えた要因としては、@・Cをあげます。

 ということで、13位で終わった大宮ですが、上記Bが無かったらと考えると、降格とは本当に紙一重だと思っています。
 と同時に、「今年こそ優勝ができた随一のチャンスの年」ではなかったかとも・・
・7連敗(千葉戦・C大阪戦は、内容では勝っていたよね)が3勝4分ぐらい、9節清水や12節広島や20節広島や33節大分戦などでしっかり引き分けていたら。「さすがJ1。こりゃ、勝てない!」っていう試合は5節の鹿島戦と18節の鹿島戦(地震で最後の数分だけ観戦)の2試合だけだったような。
・上位も星のつぶしあいで優勝ラインが低かった(優勝したG大阪さんの勝点は60。34試合のリーグ戦ならば、ふつう68ぐらいでしょ)
・優勝争いに最後に加わったC大阪さんに抜かれたのは、リーグ3分の2ぐらいの過ぎた20節の広島戦なんですよ。

 来年は、シーズン前半からマークされ、厳しい戦いになるでしょう。ポイントをしぼった補強と今年しばしば見れた膠着状態での勝負強さで勝利することを期待しています。あと、引分けできる試合は負けないでね。


<来年の自分>
 この2005大宮観戦記を深く読まなくてもわかりますが、今年の自分は、開幕のスタメンを聞いた時から7連敗が始まった頃まで「三浦さん。J1経験がハンパなく有り、クロスやセットプレイのキックの精度が高い安藤前キャプテンを出さずにJ1で戦えるの?残留できるの?」という「想い(意地)」だけで、観戦してきました。
 おそらく、藤本選手を獲得した時、両選手の共存ができるか、まず、カントクはオカンガエになられたらのではないでしょうか。また、カントクさんにも「藤本選手と今年は心中」といった「意地(ガンコ?)」もおありにあったとも思います。
 安藤選手と大宮アルディージャが契約を結ばないことが決定した今(2005/12/31)、この「想い(意地)」は、終わりです。

 来年、大宮の試合の観戦については、以下のように自分は考えています。
 
 ・オイラ、大宮生まれ(植竹町大宮総合病院で生まれたらしい)で、地元のチーム大宮アルディージャのファン
 ・サッカーというスポーツと日本の地方が大好き
 ・そのサッカー、アウェイ観戦での勝利は格別
 ・基本的にひいて守りカウンターサッカー、膠着状態でしっかり勝つ(ことがある)、マーカス選手(背が高いのになぜかセットプレイで前に出ない)のあのスライディングボール奪取、4点以上絶対に点をとらない、富田選手のキャラがおもしろい&ヘディングが強い、観客が少ない(特にアウェイ)、、、といったことなど大宮は好みところが多い
 
 以上のことから、「2006年の大宮の試合は、アウエイを中心に観戦しよう」という路線で行きたいと思います。
 ホームもたまには行くと思いますが、大嫌いな駒場がメインということなので、とりあえず、値段が一番安いカテ4の年間チケットを買い、シーズンチケットホルダーは継続しよう、ということにします。
 
以上、リーグ33試合・ナビ7試合・天皇杯4試合の計44試合を観戦したオイラのつまらない文でした。

<自分の番外>
 ・上記に、偉そうに「44試合観戦」としていますが、寝てた試合が1試合あります。26節FC東京戦(駒場)の前半です。あまりにポカポカ陽気だったことと、つまらない試合だったので・・(イエモト主審のレッドカードで目が覚めました)
 ・それにしても、仙台での天皇杯は、寒くて死にそうになりました
 ・昨年と今年、J1とJ2のチーム全て観て思ったこと・・アルディー君がいちばんかわいい
 
    ※観てておもしろかった試合※            ※ダメな試合※
      1位:15節 vs浦和               1位:12節 vs広島  
      2位:32節 vsG大阪              2位:14節 vs磐田
      3位: 6節 vs東京V              3位:26節 vsFC東京 

                                                  2005.12.31 23:45記
                                                  2006.1.7 12:20追記

J1リーグ戦         12勝5分17敗 得点39 失点50 勝点41 13位
ヤマザキナビスコカップ 予選A組2位 決勝トーナメント進出 準々決勝敗退ベスト8
天皇杯           準決勝敗退ベスト4