2024.10.28  22:22 更新

【試合前】
 ・前節優勝を決めた大宮。今後は、来年に向た試合(例えば、今まで出場機会の無かった選手の起用)をするのか? それとも、
 今までどおりベストメンバー、勝利を一番の目的で試合をしていくのか?
 ⇒自分は、長澤監督は後者だと思う。ただし、怪我気味の選手は無理に起用せずとか、試してみたかった戦術をやる・・なども
 考えられ、若干メンバーに違いがあるかも。

 ・前節3位富山さんが敗れ、大宮ともう1つ自動昇格の2位は今治さんでほぼ間違えない状況(残り試合「5」より勝点差「6」の
 数字のほうが大きいため)。注目は、今年からのプレイオフ(3位〜6位)の出場権争い。4位から6位までも接戦、さらに6位から
 12位までの7チームが、勝点差「4」以内という大接戦。

 順      勝点   試合数    勝−分−敗    得失差
 1  大宮   77   33    23−8−2   +39
 2  今治   61   33    18−7−8   +19
 3  富山   55   33    14−13−6  +15
 4  FC大阪 51   33    13−12−8   +9
 5  沼津   50   33    15−5−13  +10
 6  福島   49   33    15−4−14  +11
 7  北九州  48   33    13−9−11   +1
 8  八戸   46   33    12−10−11  +3
 9  相模原  46   33    12−10−11   0
10  鳥取   46   33    13−7−13  −10
11  松本   45   33    11−12−10  +6
12  琉球   45   33    12−9−12   −5
13  金沢   43   33    11−10−12  −2
14  岐阜   42   33    14−6−15   +1
 (15位以下は、勝点38以下)

 ⇒本日の相手の岩手さん(「いわて」「盛岡」ではなく「岩手」と記させて頂きます)は現在最下位、JFLへの降格が濃厚。
  (20位の最下位は自動降格、19位は入替戦。ただし、JFLチームがJリーグ入会承認を得ている場合)
 ⇒岩手さんには、降格とかそういったことでなく、単純に2年前のJ2でダブル(2試合とも0−1敗北)をくらったので、
  このアウェイでも勝ち、その時の借りを返したい。


【試合備忘】
 ・スタメンは
                        ゴンザレス
                    シルバ     大澤
                泉    小島   和田  関口    
                   知念  市原  村上
                       笠原
 
          ベンチ:加藤・鈴木・中野・阿部・泉澤・富山・藤井

  ⇒優勝決定した前試合で警告累積で出場停止中のシルバ選手が復帰となったが、前節スタメンのサンデー・石川・
   杉本・茂木・浦上の5選手が何とベンチ外。途中出場が多いゴンザレス、大澤、関口の3選手がスタメン。そして、
   最近ベンチに入らない選手では、知念選手がスタメン、富山、泉澤、阿部、鈴木、加藤選手がベンチ入り。
  ⇒冒頭「試合前」で記したが、長澤監督は「優勝が決まったといえど、それほどメンバーを変えないだろう」と予想
   したが、それなりに変化があった。しかし、笠原・市川・小島選手はスタメンなので、縦のラインはしっかりできている
   と思った。

 ・前半開始6分に右サイドから攻め、ゴンザレス選手のシュートをGKが防いだものの、詰めていたッボランチ和田選手が
 決め先制。さらに、少し攻められたものの(一本、笠原GKのファインセーブもあり)、同18分カウンターから、右サイドをつき、
 最後、シルバ選手から中央フリーで待ち構えた泉選手が得点。 
  ⇒この泉選手の得点、左足に持ち替えた。今年6点目だが、左足は初か?
  ⇒この早い段階で2−0にできたことで、今年初の大差での勝利かつ圧勝が見ることができる・・と期待した。2015
  年のJ2優勝したときは、大差での圧勝が数試合あったが、今年のJ3では「結果的には4−1の勝利」でも、完全に圧勝で
  大宮強しといった試合は無いようにずっと感じているので、優勝が決まった後の試合、緊張が無く実力を100%発揮する
  ことで、できると思ったのだが・・・・
 
 ・前半27分頃のCKからのゴンザレス選手のヘディングシュート、同38分の関口選手の切りこんでの左足シュートはポストを 
 直撃し、大宮は追加点が奪えない。その後、シュートチャンスも少なくなってきた。
  ⇒これらの前半の決定機を決めていれば、上記の「大宮の圧勝」となったかもしれない。そして、よく言われる「サッカーで
  2−0は危険なスコア」で後半を向かえることに。

 ・本当に「危険なスコア」となった。後半早々のPKは、笠原GKが阻止してくれたものの、疲れからか中盤がオープンになり始め、
 選手交代も行うがあまり改善されず、時間は過ぎて行く。
  ⇒ゴンザレス選手交代後、ボールキープや前線での力強さが無くなってきたところが、苦戦した原因。途中出場の選手、特に
 久々出場した選手たちに、もっと頑張ってほしかった。

 ・後半44分に、1点を奪われたものの何とか逃げ切り、2−1で辛勝。
  ⇒最後の失点は、フル出場した関口選手がボールを奪われ、何とか戻り一度は停めたとめたものの倒れてしまう。そして、
  再度相手にボールが渡ったところで、関口選手は帰陣できず、ほぼフリーでヘディングを決まられてしまった。
  ⇒関口選手、さすがに90分は右WBはきつかったか?
  ⇒しかし、ここで思いだしたのが、3月に行われたカップ戦一回戦のアウェイ岐阜戦。ミッドウイークに行われたこの試合は、
  大宮のスタメン平均年齢21.5才。拮抗した試合にも限らず、ベンチに入った市原・小島・下口選手ら主力を起用せず。そして、
  唯一の交代が、スタメン関口選手のみで、前半終了で交代させられてしまった。この時とは真逆に近いが、おそらく、この時
  よりも、監督さんの関口選手への期待も全然高まったからこその、本日の90分フル出場だったのではないか・・・・・


【その他】
 ・試合会場の「ウエスタンデジタルスタジアムきたかみ」、北上駅からのアクセスはシャトルバスが往路とも3本ということで、
 これは大宮サポが多く訪れることで乗れなくなる危険(予約した新幹線で帰れなくなる危険)を感じたので、駅前で
 レンタサイクルを借りる。
  ⇒徒歩では55分とみたので、これは正解。しかし、行きの登り坂はけっこうきつかった(ギア付きの自転車だったものの/
  歳をとったものだ)。



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▼ 笠原GK、PKストップ。ここがこの試合の勝敗を分けたか?