【試合前】
・この試合前まで、J1リーグでの通算得点は「19,999」。この金曜日の試合は、「G大阪vs大宮」と
「川崎vs清水」の2試合
⇒大宮がJ1に始めてあがった2005年。その5月8日(日)、大宮のあの森田選手のゴールは、たしか
10,001ゴールめ(11節アウェイでのFC東京戦 3−3になる終了間際の劇的同点弾)。
・ACLのあるガンバ大阪さん(昨年4位で出場圏を得る)は、この試合怪我人も多いのか、
完全ターンオーバで以下のスタメン。
GK:東口 DF:オ ジェソク ・ 三浦 ・ 金 ・ 藤春
MF:井手口 ・ 倉田 ・ 藤本 ・ 泉澤 FW:堂安 ・ 赤崎
一方、大宮(昨年最終戦敗北で年間順位5位に落ちACL出れず)も、ガラリと変えてきた。
GK:塩田 DF:渡部 ・ 山越 ・ 河本 ・ 和田
MF:江坂 ・ 茨田 ・ 岩上 ・ 黒川 FW:大前 ・ 清水
⇒G大阪さんはどう見ても1.5軍のようなメンバー。黒川選手、岩上選手の初スタメンの大宮、ここで
負ければもう策なしか?
【試合備忘・感想】
・前半15分過ぎ、左サイドにいるG大阪#39泉澤選手が仕掛け、大宮右SB渡部選手と向かい合う。
得意の「ゼロ100」で抜けず、中へパス。
⇒「さすが、キャプテン渡部さん・・・・」などと思った瞬間、ワントラップからミドルシュートを決められて
しまった。
・その後4失点するのだが、この失点後、両チームとも11人同士の試合なのにG大阪さんが1人多い
ような感覚。
⇒個々の選手、G大阪さんは大宮の「12/11倍」走っているのだろう。実際のトラッキングデータを
後から見ると、G大阪:125.4Kmで大宮:119.0Km 。
・そして、大宮の選手はボールを持って攻めあがると、そのG大阪のガムシャラにボールを奪いにきて
タジタジ状態。見方を見つけてショートパスに終始。
⇒試合前の練習で、大宮のフイールドプレイヤー6人がバックスタンド側でやる4vs2の練習のような
ことをずっとやっている。
【その他】
・絶望的な虚無感の残った試合。8連敗を2回した2013年、J2降格した2014年もここまで絶望感の
あった試合はなかったような気がする。
⇒2007/8/25のアウェイ名古屋戦(0-5での敗北)もこれほどではなく、戦う姿勢はまだあった。
(この8/25の試合の2試合後、さいたまダービーのアウェイ戦、あの森田さんのゴールで勝利!!)
・5日後YBCルヴァンカップ札幌戦、その3日後ホームでのさいたまダービー。
⇒この大宮というチーム、おそらく監督交代などの思い切ったことをしないであろう。
今でも遅いのだが、「まだまだ大丈夫。ダービーで大敗でもしたら考えよう」とか、そんな感じなの
でしょう。
⇒10年以上変わらず残留争いをしていた大宮。J2降格・J2優勝・J1で5位の躍進をしても、
フロント体質は何も変わっていなかったことが一番悲しい。
2017.4.23 20:44 更新
(2022.7.10配置修正)
▲ 試合終了後、大宮応援側に来られるのも「遅い」。