【試合前】
・あの場所へ行く。
2014年11月29日(土)19:00過ぎ、豊田市駅へ歩いて帰る道中の複雑な想いを忘れることができない。
J1の最終節前の第33節の試合。16位大宮は、アディショナルタイムで失点。昼間の試合で敗れた
15位チームとの勝点差3は変わらず。最終戦に勝利しても、15位チームが引分け以上ならばJ2
降格・・・・・・という結果で終わった。
そして、それから約17ケ月。
【試合備忘・感想】
・試合開始後は大宮が攻勢左右から攻勢をしかけ、数回のCKも得る。特にもったいなかったのが、前半
10分頃、ムルジャ選手のヘディングシュート。
⇒開幕戦前半43分や3節広島戦の後半43分など、彼のヘディングシュートは今年はどうもダメ。
・上記チャンスを逃してから流れはホームチームヘ。特に、右SB奥井選手側にスピードスター永井選手らが
襲いかかってきて大宮タジタジ。CKを何度も与え、そのうちの一回で家長選手が倒したということで、
PKを与えてしまい先制を許す。
⇒家長さん、累積イエロー2枚、出場停止のリーチがかかる。
・1点ビハインドのまま、後半に。徐々に名古屋さんの運動量が落ちてきたのか、間延びがみられ大宮の
チャンスが多くなってきた。特に後半15分すぎ、右サイドドリブルでDF1人をふりきるムルジャ選手、
このあたりから完全に大宮のペース。
⇒このムルジャ選手の右サイドの突破は、開幕戦の決勝ゴール同様、今の一番の大宮の武器。
・そして、江坂選手が岩上選手と交代(右SHの横谷選手がボランチに)した直後の後半25分過ぎ、
大宮同点に追い付く。セットプレイからの2次攻撃で、家長選手が見事な左足クロス。前線に残っていた
河本選手が完璧なヘディングシュートを決める。
さらに、その7分後カウンターから中央にきた江坂選手⇒左の泉澤選手へわたり、得意の中へ入りこん
での右足シュート。楢崎GKの左手をかすめ逆転に成功。
⇒この逆転後、名古屋選手は古林選手(昨年湘南所属)と大ベテランの明神選手(同G大阪)を交代。
前半彼らの質のいい動きやパス回しを見ていたが、後半は運動量が落ち、間延びが生じていた。ここを
早く交代すりなどで改善されてたら、数回の大宮のカウンターは生まれなかったかもしれない。
・アディショナルタイム、17ケ月前と同様、大宮は右サイドを突破され中央へゴロでのクロスボールを決め
られた。場内に「ゴール・・・・・」の大アナウンスもされた。が・・・・、オフサイド判定です。
⇒あの時とほぼ同じ場所で見ていた自分は頭をかかえたがノーゴールを知り、すぐに切り替え。笛が
吹かれるまで全力応援へ戻る。
【その他】
・日曜日13時試合開始ということで、土曜日に前泊。いつもの名古屋市内でなく、今回は豊田市内、
スタジアムから徒歩約10分の宿(宿のHPではスタジアムに一番近いホテルと書かれている)に。
⇒お酒をいただくところは近くにほとんど無し。飲みやさんが多い繁華街は、豊田市駅と新豊田駅の
間のほうが多いようだ。
2016.4.14 20:44 更新
▲198Cmの長身FWシモビッチ選手に対し、菊地キャプテン空中戦で何度も勝利。