1991 F.I.A FORMULA ONE
WORLD CHAMPIONSHIP

 「相手が給油ピットイン中にスパート。自分も給油ピットインし出たら、相手より前に出る」なんてことは無し。ワールドチャンピオン同士のコース上のバトル、コース外では怪しげなシート争奪政治かけひき、若手(アレジ・シューマッハ・ハッキネン)の台頭など、最高の年でした。

ドライバーズ ランキング

  <<Myベストシーン(できごと)>>

1位 『第14戦 スペインGP』の各シーン
 ・雨の中、デビュー4戦めM・シューマッハ、チャンピオン争いのウイリアムズ2台ごぼう抜き
 ・1コーナ飛び込み、セナ&マンセルのホイールがぶつかり合いそうな争い
  →こんなシーン1995年頃以降のF1では見れないよね
 ・実は初優勝できたアレジ・・・4位に終ったアレジだが、ペナルティが無ければ・・・
  →4年後の1995年カナダGPで初優勝(結局、この1勝のみ)。ここでもし勝ってたら、彼のF1人生は・・と思う
 ・セナ(左右異なるタイヤを履いていた)が最終コーナでスピン→その後のみごとなコースへの戻り

2位 若手の台頭
 後のワールドチャンピオン(F3時代からのライバル)、シューマッハとハッキネンがデビュー

3位 時々がんばる実力ドライバーを見ることができた
 ・モナコGP予選2位のモデナ(彼は公道レースが得意)。決勝は惜しくもマシン故障リタイア
 ・チェザリス(ジョーダン)が中盤、数レースポイントゲット。ちなみにこの前の年90年の開幕戦アメリカGP、チェザリスは予選3位(この時の予選2位はもっとビックリ。ミナルディのマルディニ)
 ・マルディニは、この年の周回ラップ数、堂々の5位
 ・しかし、モレノはだめ(シューマッハにシーズン中、シートを奪われる)

4位 プロスト様
 この年のプロストは開幕前のテストでのタイムはぶっちぎり。しかし、サンマリノGPでは、フォーメイションラップでコースアウトなど散々。マスコミやフィオリオ監督といつも争いしてた印象。最終オーストラリアGP前に解雇される。
 92年、プロストF1浪人。93年、ウイリアムズでワールドチャンピオンになるが、ウイリアムズとの93年の契約は、この91年にしていたのかな?

5位 じゃん・あれぢのこと
  前年のティレルでの活躍から、フェラーリ抜擢。時折、プロストより速いレースをする。この年のアレジは、1位で書いたスペインGPが地味な活躍だが、ドイツGPでは、タイヤ交換無し作戦で3位をゲットなど、おもしろいレースをしていた。

その他
 
・中嶋悟選手の引退(堂々のドイツGP中の日本語での引退会見)
 ・マンセル様もマンセルらしかった
  タイヤとれる(ポルトガルGP)・・・別にマンセルが悪いわけでなないが
  スイッチ押して最終周ストップ(カナダGP)・・・観客に手をふる時、誤って押した?
 ・ジョーダンのガショー、シーズン中に逮捕される→空いた席にシューマッハ入る→すぐにベネトンヘ(形的には、モレノと交換トレード)
 ・バブルのピークと言われているが、実はもう去っていた?



1 1 セナ マクラーレンMP4/6 96
2 5 マンセル ウイリアムズFW14 72
3 6 パトレーゼ ウイリアムズFW14 53
4 2 ベルガー マクラーレンMP4/6 43
5 27 プロスト フェラーリ642、643 34
6 20 ピケ ベネトンB191 26.5
7 28 アレジ フェラーリ642、643 21
8 4 モデナ ティレル024 10
       
13 19 シューマッハ ジョーダン191
→ベネトンB191
4
15 3 中嶋 ティレル024 2
15 11 ハッキネン ロータス102B 2
       
18 30 鈴木 ローラ91 1

コンストラクターズ ランキング

1 マクラーレン・ホンダ 139
2 ウイリアムズ・ルノー 125
3 フェラーリ 55.5
4 ベネトン・フォード 38.5
5 ジョーダン・フォード 13
6 ティレル・ホンダ 12