【試合前】
 前節アウェイ神戸戦で0−3での完敗(TV観戦(BS1))。前半早々のミスでの失点でリズムを作れず、後半0−1時点での決定的チャンスを決められず、大差での敗北に。
 不満だったのは、
  @失点原因のミスした選手のその後のパフォーマンスの悪さ。目立たないところで小さなミスは多かった(センターバックがこういうミスを
   してはダメだ)し、得意の左足での精度も× 
  A試合後の各インタビューで「最初の失点でプランが崩された・・」的なもの多し。先制されたら君たちは終わりなのかい・・

 まだ調子の出ていないG大阪さん、浦和戦で出した気迫・根性・意地とかそういうもの全面に出し、勝負してもらいたい。そして、連敗をするくとなく、G大阪戦との同一カードの連敗(たぶう5連敗中。大敗も多し)をとめてもらいたい。

 なお、G大阪さん、この試合DF加地選手がケガで元大宮(レンタルで2008年の一年在籍)の丹羽選手がスタメンとのこと。大宮から福岡とレンタル先を渡りまくった彼が、本来のG大阪で初のスタメンではないだろうか。大好きな選手だが大宮戦だけは活躍しないでください。試合前は大拍手します。


【試合備忘】
 豪雨というか雷雨で1時間キックオフを遅らせ、17時キックオフ

 G大阪さんは、外人の2人のFWや明神選手ら普段出場している約5選手がベンチ。リーグ戦とACLで無得点での連敗が続いているため、リフレッシュする狙いもあるのだろう。
 一方大宮は前節神戸戦で致命的ミスによって先制点を献上したCBのキム・ヨングォン選手が控え、深谷選手がリーグ戦初先発。


 前半最後の10分くらい、足を引きずっていたラファエル選手が後半アタマから交代。長谷川選手の予想外の早い登場で、
  攻撃・・・前線でのキープ力が無くなることで不安
  守備・・・セットプレイ(特にCK)時に、主にニアサイドで鉄壁のヘディングの強さのラファエル選手無しは、すごい不安

 と、不安だらけの後半スタートだったが、今日のラファエル選手より今日の長谷川選手はなんかいい。ボールも意外とおさまり、引きすぎる時があるラファエル選手と異なり左右に前線で動くことで、ボランチ以外の前の中盤3人(最も東選手は今日は前めで4−2−3−1というより4−4−2での2トップに近い位置取りをしていた)が効果的にボールを捌けるようになってきた。

 試合内容はほぼ互角で進み、お互いに決定的チャンスを数回つぶしていた後半25分過ぎ、この試合のハイライトが突然やってきた。

 ・G大阪佐々木選手の抜群のクロスから遠藤選手の珍しいヘディングでの飛び込み⇒僅かに外れた
 ・大宮が左サイド3選手(下平選手・長谷川選手・チョヨンチョル選手)でポンポンとダイレクトパス。最後左サイドに出たチョヨンチョル選手がセンタリング、中央にいたカルリーニョス選手のミドルシュートが相手DFにあたりボールはキーパーとDFの間にふわり。そこに飛び込んだ大宮の選手2人のどちらかが味方をふっとばして、チョコンとシュート、大宮先制!!
  ⇒得点者は、渡邉大剛選手だと思ったが、何とチョヨンチョル選手。センタリング後、猛前とゴール前に突っ込んでいた。なお、ふっとばされた選手は東選手でした
 ・DF坪内選手から渡部選手へ交代。そのまま坪内選手の右SBに入る ⇒なんとも言えない不安感
 ・G大阪左サイド突破。ペナルティエリアの進入。渡部さん、お願いだからPKにしないで・・と祈る ⇒大丈夫
 ・G大阪、またまた右サイドを佐々木選手が突破。最初に記載したようなすばらしいクロスをあげるが、渡部さん、見事に体を寄せ、体格のでかいFW佐藤選手にシュートをうたせなかった。
 ・大宮ひさびさ決定的チャンス、下平選手のクロスを長谷川選手ヘディング外す ⇒右足ボレーで蹴ってほしかった。左斜め後ろからくるボールだったから難しいと思うが・・


 ロスタイム4分、青木選手の大チャンスは外れたが、そこからのCKでは見事に時間を費やす。
 
 大宮、ホームでのリーグ3連勝は2006年以来6年ぶり。6年ぶりというのは長し。「小学校6年だったヒトが高校3年生になって・・」ですね。


 
【試合後】
 16時から2時間枠で生放送のTV埼玉、しっかり1時間延長。録画予約が成功していたので、ドキドキヒヤヒヤした大宮のゴールの前後を詳細に書くことができました。
 

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2012.5.6(Sun)16:00 NACK5スタジアム大宮
Jリーグ DIVISION1 第10節
大宮アルディージャ 1−0 ガンバ大阪

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2012.5.6 11:11 作成
2012.5.9 22:22 更新

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