2009.11.25 22:33 作成
2009.12.07 20:22 更新
【観戦前】
順位 勝点 勝-分-負 得 失 差 28節 29 30 31 32 33 34
12 山形 38 10 - 8 -14 32 38 -6 △大分 ○神戸 ○柏 ●鹿島 △大宮 名古屋 横浜
13 神戸 38 10 - 8 -14 39 46 -7 △京都 ●山形 ○新潟 ●名古屋 △横浜 東京 磐田
14 京都 38 10 - 5 -12 33 43 -10 △神戸 △千葉 △大分 ●大阪 ●鹿島 浦和 広島
15 大宮 37 9 -10 -13 38 45 -7 ●G大阪 ●川崎 ○浦和 ●広島 △山形 柏 大分
16 柏 33 7 -12 -13 38 53 -15 ●磐田 ●東京 ●山形 ○清水 ○新潟 大宮 川崎
17 千葉 27 5 - 12-15 32 52 -20 ●浦和 △京都 ●鹿島 ●川崎 ○東京 大分 G大阪
18 大分 26 7 - 5 -20 23 44 -21 △山形 ○清水 △京都 ○横浜 ○川崎 千葉 大宮
30節浦和戦に勝利した大宮は、その時点で4試合を残し16位柏さんとの勝点差は9。しかし、痛い広島戦の敗北、さらに、柏さんのオレンジ2チーム(清水・新潟)戦の2連勝で、勝点差はわずか4。
この試合に敗れると勝点差1となり、今やJ1で上位にも入る強さ(ここ8戦負け無しの4勝4分け。前節は首位川崎に堂々の勝利)の最下位大分さんとのアウェイでの最終試合となる。
上位進出できないどころか最後まで残留を争う・・・・やはり、今年も「大宮は大宮」でした。
さらに、ずっと前から決まっていたためか、この決戦(いや「血戦」)前に、「NTT関東サッカー部OB&大宮アルディージャOB混成スペシャルマッチ」というホノボノしてしまうイベントがあるのも、また大宮らしい。
おととしの第31節、NACK5こけらおとしのような結果(残留を争っていた大分さんに敗北)にならないよう、試合前の練習時には、ムードが「決戦」になるよう、自分は努めます。
昨年の柏戦のこのスタジアムの屈辱(初スタメンの右サイドDFの選手に前半ハットトリックを許し惨敗)をリベンジする試合でもあります。
▲ 柏、最後のチャンス。大宮、最後のピンチ。
菅野GK、あがってほしかった。
▲ フランサ選手とマト選手の感動的だったユニ交換
【試合備忘・感想】
後半5分ぐらいから先制するまでがこの試合のハイライト。2バック気味で必死に攻める勝点3以外では降格となる柏さん。フランサ選手の「全体的な運動量は少ないが、ここ一番で抜群の動き。トップのCFだが攻撃時は引いてボールを受け、パスやドリブル、そして最後にはシュートまで行く決定的な仕事をする」という現代サッカーではあまり見られなくなった「王様10番のシゴト」をまっとう。フランサ選手自身の2本のシュートも含め、覚えている範囲では4回の決定的ピンチを迎えた。しかし、柏さんは前述のような2バック気味、うまくカウンターをしかければ得点を奪えるのにと思っていたが、ラファエル選手の2回のチャンスぐらい。
そして、後半30分頃、今日ボランチで先発した青木選手から石原選手へカウンターのパス。そして、ゴール前にきたラファエル選手へボールがいき後ろから走ってきた橋本選手へパス。橋本さんはここで、ノートラップでシュートでなく得意な左足にもちかえる。ここで、自分は「そのままシュートだ!」とデカイ声をだしたが、その0.4秒ぐらいあとの左足シュートがゴールに突き刺さる。
しかし、柏さんも負けずにすぐ2分後に、ヘディングの競り合いからのこぼれ玉をフランサ選手が何とも間を外した右足のシュートで同点に追いつく。この右足のシュート、昨年柏サッカー場での左足の芸術ゴール(大宮はこれで敗戦)と同じく芸術的なシュートでした。ちなみに最後にフランサ選手へヘディングでボールを出したのは、大宮の先制点をとった選手でした。
その後は、あまり記憶はあまりないが、3本くらいの決定的ピンチをもらい大宮はタジタジ。ロスタイムでのヘディングシュートも枠を外れるなど、柏さんのシュートミスが多く、ラッキーな残留となりました。
今年の残留は過去4年とは何かが違います。形上は「自力での残留」というものでしたが、今まではしっかり勝っていたような気がします。27節〜30節との下位同士の試合(千葉・大分・神戸・柏)で3勝分でのりきった山形さんの戦いぶりのほうが、いつもの大宮のような気がします。
【その他】
・バスケbjリーグの仙台戦日曜日観戦の前泊で新幹線を予約しているため、終了セレモニーも見ず、大宮駅に一緒に観戦したK君とむかう。少し時間があったため、すずらん通りの「力」にて3杯ほど飲む。
・その終了セレモニー、藤本キャプテンの涙(うれし涙ではない)や冨田副キャプテンの謎の挨拶があったようです。