【試合前】
Jリーグ前節千葉戦に勝利し連敗が6で止まった大宮。Jリーグは今週無し(ナビスコカップ決勝前日の1日にあり)で、この天皇杯を迎えた。
4年連続残留争いの佳境の中での天皇杯初戦。ここ4年を振り返ると・・・
天皇杯初戦時J1順位 → J1最終順位 天皇杯初戦結果(→その後)
2005年 15位 → 13位 ○京都(J2) (→準決勝敗退)
2006年 14位 → 12位 ○YKK(JFL) (→5回戦敗退)
2007年 15位 → 15位 ●横浜FC(J1)
2008年 15位 → ? ?C大阪(J2)
「7連敗後の柏戦で勝利し天皇杯初戦を向かえた2005年」と状況はそっくり(15位も一緒)です。2005年同様、この天皇杯でカチグセをつけ、リーグ戦に望んでほしいです。
【試合備忘・感想】
出場停止の波戸選手(千葉戦一発レッド)にかわり田中輝選手が変わるぐらいで、市川・渡部・土岐田選手・・・といた若手を試す(「警告累積リーチが多く、そのときを考え」という意味。「若手を来年にむけて出場させる」といった余裕は今の大宮には無い)といったことは、樋口カントクはしないな、と予想していましたが、やはりそうでした。田中輝選手と、次節小林大悟選手は出場停止なのでそこにベテランの佐伯選手が入っただけで、他の9人は千葉戦と一緒です。
試合内容も千葉戦と同じならいいのですが、日本代表香川選手がなぜかいないC大阪さんに、辛うじての勝利。Jリーグ1週前の戦いと異なり、
・厚みのある攻めからシュートへもっていけた
・何よりも、勝利への執念
といったものが無く、オイオイこれで来週からの決戦いや死闘に望めるのかといったことを感じました。さらに、9月末の神戸戦(この時ひさびさ出場・その後再び治療?)以来、後半頭から登場した小林慶行選手の負傷退場、これが大不安です。
明るくなれる(無理やり)ことを・・・
上のほうで記しました2005年との類似です。勝利した2005年天皇杯初戦京都戦も試合内容はグダグダでした。しかし、ここで勝利できたことで「勝利感」を取り戻したのかわかりませんが、その後のJリーグの名古屋・神戸・G大阪と連勝できJ1残留となりました。今年も、この再現をしてほしいところです。
【その他】
・C大阪さんは、選手交代をしなかった。どうして?
・選手紹介のアナウンス(外人選手の読み違い・、ヒトリとばしまちがえ・誤り後恐る恐る読み上げること)と、観客の「次は何を間違えてしまうのだろうといった不安ムード」がとてもおもしろかった(こういったこともJ2チック)。。
▲ 全体的なJ2チックな試合。
このムードはなぜか落ち着くが、落ちてはいけない・・
2008.11.01 23:44 作成
2008.11.03 11:10 更新