【試合備忘・感想】
この試合について3つほど記します。
@ 敗北要因
本日の大宮のデキならば、前半25分〜40分の数回のチャンスで同点に追いつけなかったことが全てだと思います。後半最初の失点が無かったとしたら、逆に神戸さんの攻撃も雑にならず、露骨な時間かせぎも多く出るなどして、もっと大差で負けていたとも思います。
A 選手スタメンに?・・・ 樋口監督の采配が疑問
前の試合の浦和戦の雨中断前の前半10分過ぎのことです。右からの絶妙なゴロのクロスに、前にある広大なスペースにドリブルすればキーパーと1対1になれたのになぜかスルー。結局、そのボールはDFの足にあたり、こぼれ玉が藤本選手→デニスマルケス選手の「ほしい!」というミドルシュートになり、「なんでそこでスルーなの?」というのはあまり話題になっていない。
このスルーした選手(自分はとても大好きな選手です)は、本日もスタメンで登場。ほとんどがゆっくり&攻撃につながらないパスばかりで存在感全く無し。
この選手の他、明らかに動きがツーテンポほど遅い、クロスがいつも以上に質が悪いなど、不調な選手多し。本当に、今日のスタメンはベストなメンバーでしょうか?
選手交代が遅く感じる、ミドルシュートを積極的に打てというような指示もなさそう・・・・などいろいろ樋口さんへのこの試合の不満はありますが、選手の人選に最も疑問を感じます。
B 本当に必死で戦っているのか?
厳しいことを言いますが、選手やベンチなどを見ていると、とても降格とならないよう必死に戦っているとは思えません。藤本選手だけは違うと思いましたが・・
自分は、今日の神戸さんのようなハードワーク(試合終了後に何人も倒れる、試合中に足を数人の選手がつる)を見たいのです。
数少ないセットプレイで相手の足にむかってヘディングしていかない・敗北の試合終了後の挨拶で手をふる・負けているのに抗議して時間がムダにすぎる・更新される選手のブログ・・・・・といったものは全然見たくありません。
去年とほぼ匹敵する残留争いには、この試合の敗北ではなく前の試合の浦和戦の敗北から完全に突入しているんですよ。「連勝すれば再び1ケタ順位へいける」というのはずっと過去のことで、全てに危機感を出し、残り8試合を戦ってほしく思います。
【試合前】
前節前の試合のダービの敗北、このサイト内で「今、大宮はとても弱く、まさしく降格危機のチームだと思います」という言葉で閉めさせていただきました。
本当に降格危機でありまして、1試合少ない(26節は本来3日前に行われましたが、お相手の鹿島さんがACL準々決勝ということで、この試合の後の10月1日に行われる)大宮の順位は以下です。結局、4年連続いつもの位置にいます。
順 チーム 勝点 試合 勝−分−負 得失点差
9 京都 35 25 10- 5-10 -3
10 新潟 35 26 10- 5-11 -12
11 柏 33 25 9- 6-10 +2
12 大宮 32 25 9- 5-11 -3
13 横浜FM 31 26 8- 7-11 +0
14 神戸 31 26 7-10- 9 -2
15 東京V 31 26 9- 4-13 -5
16 千葉 27 26 7- 6-13 -16
17 磐田 26 26 7- 5-14 -12
18 札幌 17 26 4- 5-17 -20
神戸さんも同じようなところにいます。つまり、清水・札幌・横浜FM戦に続く、4試合目めの「決戦」であります。
▲ 必死さが伝わらない・・・・・・
2008. 9.27 00:22 作成
2008. 9.27 19:33 更新