【試合備忘・感想】
前半、15分頃雷雨で一時中断したこの試合、大宮のチャンスは覚えている限り以下の4回。
・前半10分頃 デニス・マルケス選手の右足ミドルシュート
・失点後の直後、カウンターからデニス・マルケス選手の独走シュート
・後半20分頃、左からのクロスを藤本選手の珍しいヘディングシュート
・85分過ぎ右CKからニアの冨田選手のヘディングシュート
この試合、浦和さんの日本代表DF闘莉王選手に何度FK・CKをヘディングで返されたであろう。上記チャンスの4つめの冨田さんのシュートのみ、唯一のセットプレイからの決定機だった。
この試合、自分が応援する大宮に対して不甲斐なく思ったのは、場内に観客人数が発表になった後半30分過ぎのこと。
主に右サイドから大宮が攻めに攻める時間帯のこと。何かパスなどし、単純なクロスや思い切ったミドルシュートで終わってほしいところが相手DFの足にあたり、シュートまでもっていけなかった。
結局、浦和さんもシュートミスなどが多く0−1の惜敗という形であるが、ボールを支配し攻め続けた4月の試合と異なり、完敗といっていいと思います。浦和さんのほうが質がすごくいい選手(特に、闘莉王さん・細貝選手・阿部選手)がいて、試合巧者です。
大宮は、そのレッズさんの選手のように質は良くないのは試合前からわかっています。ですから、【試合前】で記した気持ちを前面に出したガムシャラなプレイやガシガシシュートを打てるところでなぜ打たないのか?
昨日FC東京さん(アウェイ川崎戦に退場で1人少なく1−0で勝利)の選手は試合後疲労でバタバタ倒れていきました。大宮の選手はここまで本日動いたか・・。
まさか、「今日負けても順位は一つだけ落ちるだけ、まだまだ降格ラインにいっていない」といったものが、心の奥に潜んでないですよね・・・
今、大宮はとても弱く、まさしく降格危機のチームだと思います。
【その他】
<試合後>
別々に観戦した中学時代の友G君や、自分が2004年の大宮観戦から一緒に見ているH君・I君と飲み屋さんで反省会。結果を出す、浦和さんのほうが強いで意見は一致。
▲ 気迫ある攻めの気合が見える試合を観せてほしかった
【試合前】
勝ち点32で10位でも、自動降格17位と11、入替え戦の16位とわずか6の大宮。
残り試合10において、この差である以上、「残留争い」のラインにいるのはまぎれもない現実です。この残留争いをしているチームとの試合、「決戦」においては「勝利という結果」を求めますが、この「ダービー」もそれ以上に結果を求めます。
本日の試合、
浦和さん・・・ACLチャンピオンズカップ準々決勝(中東の地で敗戦)から中3日
大宮・・・・・・昨年アウェイダービー勝利立役者レアンドロ選手警告累積での出場停止、キャプテンはこの試合まだ無理?
という両チームとも不安材料多しです。
試合が始まれば関係ないですね。いつもこのHPでダービー前に記す言葉を、また書きます。
〜「ガッツ、根性、意地、気合、プライド」といった精神の世界(だけ)を前面に出し戦い、よい結果を出してほしい〜
埼スタでなく、初のNACKでの開催することについては、もういいことなので記しません。
2008. 9.20 12:22 作成
2008. 9.21 23:55 更新