2008. 5.17 00:15 作成
2008. 5.17 23:45 更新
【試合前】
ガンバ大阪さんに勝利した後、ホーム2敗を含んだ1分2敗で失速気味の大宮。順位こそ9位だが、1試合消化が少ないチームがあること、16位の京都さんと勝点が2の差しかないことから、毎年恒例の位置に来ています。
この試合が終われば、6月末までJ1は一時中断、とても大事な試合となりますが、強豪の川崎さんとの試合です。TOTOで勝利支持率、12%(13試合で最低の支持率)の大宮さん、意地を見せてくれることを期待します。川崎さんとの対決、お互いに昇格した2004年は互角、試合内容は互角以上だったではないですか・・
▲ 長いロスタイム・・
時間が止まっているように感じました。
【その他】
<試合前 前日>
ショクバにいる川崎サポさんの話によると、「今年の等々力はアウェイ席売れてないと、シビアに席を少なくする」「試合10分前に、荷物を置いて席を必要以上キープしていないかチェックをする」とのこと。緩衝地帯によって、グングン席が狭くなる・・・ J2時代では考えられないことが起きています。
<試合後>
・駐車場のところまで歩いていく途中、川崎なのに、浦和さんのサポとすれ違いました。14時試合開始なのに、なんでこんなに遅く帰宅なのだろうと思いましたが、家に帰りニュースを見て理由を知りました。
・いっしょに観戦したH君とMyCarで帰宅。勝利の余韻に酔いしれながらルンルン気分で帰ることができましたが、さらに、「計算では1500円するはずのパーキングがなぜか300円だった
・ 道が空いていて、行きの半分の1時間で大宮に戻ってこれた ・ 始めて入ったラーメン屋さんのミソラーメンがとてもおいしかった」など、ラッキーなことがありました。
・上記<試合前 前日>に記しました「売れてない場合、アウェイ側席をシビアに狭くする」件ですが、ホーム席も完売とならなかったためか、昨年と同じところに「緩衝地帯」はありました。
【試合備忘・感想】
こういうことがあるから、サッカーの応援チームの観戦はやめられない。特にアウェイの地での強豪チームとの試合では・・・
前半、前節札幌戦の前半状態。セカンドボールをとれない、パスは弱く苦し紛れのバックパス、前線への放り込み・・・・。川崎さんは、シンプルにボールを左右にはたき、テンポのいい攻撃で、試合を支配。大宮、2点のビハインドであっけなく終了。
そして、後半。後半頭から、札幌戦と同様、小林大悟選手を交代してきたが、さらに金澤選手まで交代。樋口監督、いきなり勝負をかけてきた。デニス・マルケス選手が、前半の川崎さんのジュニーニョ選手のようなやや引いてボールをもらいチャンスメークする回数が多くなり、大宮の攻めの動きが良くなってきた。交代で出場した吉原選手と土岐田選手が、前線に飛び出す動きをするからこの形ができるようになった・・、つまり、交代での活性化が吉となっているとみました。そして、後半10分頃、土岐田選手が、裏にうまく出てアウトサイドキックで新人らしからぬ冷静なゴールを決め1点差へ、さらに、30分ぐらいにはデニス・マルケス選手が、DF3人ぐらいをかわし(正確に言うと「かわしきれていない、何とも言えないタイミング」)シュート、ついに同点に追いつく。
その後、あの森田選手が交代でピッチに立とうするのですが、ここがポイントの試合だったと思います。ボランチの2人を変えたりすると、ゲームの流れも悪くなるかもしれない、しかし、「おいしい所(つまり、逆転ゴール)をもっていきそうな」「守備時のヘディングは天下一品の」森田選手は、ぜひ登場してほしい・・・、複雑な自分の胸中。交代したのは、藤本選手でした。
そして、87分頃、ハーフライン向こう側でその森田さんが受けたファールでのFK、すばやく誰かが蹴ったボールが、自分たち大宮応援のほうにむかってきた。大宮アルディージャというチームを自分の意思で出て行ったGKの頭を超え、ボールはゴールにスッポリと入る。
その後、ロスタイム3分を含め、試合終了まで長いこと長いこと。自分がいました2F席、ほとんどのヒトが逆転後から立ち上がり応援を続けましたが、やっと勝利した選手たちを迎えることができました。
また、最後にヒーローインタビューを終えた選手がやってきました。小林慶行選手です。このとき始めて、長ロングシュートを決めたのはキャプテンだったことを知ることができました。