観戦記2005/11/26 大分vs大宮

★試合★
　シャムスカ監督に交代しての大分さんは、浦和・横浜・Ｇ大阪さんなどからの勝利を含む６勝３分１敗と好調な成績で、降格決定と思われた前半だったが、いまや大宮より上の１１位（大宮と同勝点）。
　自分は４月の大宮公園での大分さんの弱い印象がどうしても強く､大宮の勝利を見たいのが一番だが、それとは別に｢強くなった大分｣を見るために、このビッグアイにやってきた。
試合は、大分さんが２－１の勝利。大宮は１２位以上浮上のチャンスを失い､連勝（天皇杯除く）は４でストップ・・

　序盤は、スピードに乗って攻めてきた大分さんのペース。しかし、時おり、大宮も逆襲から大分のスキをつき、欲しいシーンもある。そして１５分頃、「大分は左サイドにロングパス（西村さんかぶる）→左からやや長いセンタリング（三上さんかぶる）→右からセンタリング（奥野さんコロブ）→フリーになった大分さんのＦＷ決める」で失点｡失点した大宮だが徐々に攻勢の比が高くなり､２５分頃中央でパスをもらった久永選手が同点弾。このあと、後半１０分まで攻め合いが続くが、両チームとも最後のパスとその前のパスが悪く、４－４などといった得点の多い試合になっていかない。
　そして、この試合のポイントである後半１０分ぐらいから２５分がやってきた｡ここで､大宮の数回のチャンス｡
・森田選手パスを受けシュート　→　何で入らないの？
・トゥット選手のペナルティー内でのシュート　→　何で入らないの？柏戦ではもっと難しいの決めたじゃない
・いい形での突破からクリアされたボールをトニーニョ選手（後半より負傷退場した金澤選手がいたボランチ）のミドルシュート　→　枠には行ってください
・久永選手のなかなかいいセンタリング　→　どうしてニア側につめるヒトいないの？
　というものなどをとことん決められず、後半１０分以前の膠着状態に戻る。そして、後半３０分頃､左からのロングボールを受け､冷静にゴールを大分の選手が決める。
　この後、マーカス選手が２枚めのイエローをもらい退場となり､中盤カットのロングパス攻撃のみになった大宮｡シュートを一本も打てず敗北｡

　この試合が終了し、感じたことは、２０節の広島アウエィ戦(１－２で敗北)の展開に、４節新潟アウエィ戦の内容（２－３で敗北）を足したようなもの｡
・決められないところで勝ち越せない→２０節といっしょ
・大分さんも内容はいいとは思えない､そこに勝てない大宮→４節と似ている
大分さんについては､「マグノアウベスさんがいる分､攻撃が脅威になったな、それほど４月と変わらない。どうしてこんないい成績なのだろう」という、大分さんには大変失礼な印象。今年最後のホームゲームと岡中選手引退で絶対勝利したいプレッシャー､もしくは､長い間好調だったので現在落ち目､からだったかもしれません.（｢大宮が組織的な守備で､大分の攻めの良さを消した｣とは思っていません）。
　
　３日前、本当に勝っといて良かった。スポーツの団体競技ではよく、「今日の勝利は、次の試合で勝たなければ意味がないんだ」というセリフを良く聞きます。しかし、「今日負けたからこそ、前回の勝利は大きい」というのが、オイラ、そして、あなたの（誰だよ）本音ではないでしょうか･･

★番外★

＜遠征計画＞
　今年の（Ｊ１での）大宮のおっかけも残り２試合。そして、シーズン前に「最大のイベント」と考えていた大分遠征は、前泊（金曜日出発）、さらに、マイルを生まれて初めて使い大分空港に行くスケジュールにした。
　ところで、オイラはここで、遠征時に恐れていること３つに対して対策をうった。
　①大宮の選手たちと行きの飛行機が同じになってしまうこと（去年同じ最終節前の札幌遠征に前泊で行った。羽田でＳ選手らと遭遇。幸いにも？同じ飛行機でなかった。しかし、メンバーに入っていなかった某選手が同じ便で斜め左前にいらっしゃたような気が・・）。
　＝＞午前中の便にする。
　②選手たちと同じ宿泊場所になること
　＝＞金曜日は大分市内でなく近くの別府市に宿泊､土曜日は大分市内だが安いホテルに泊まる(というか、高いとこ､元々泊まれない)
　③帰りの飛行機がいっしょになる
　＝＞博多経由なども考えたが､ＰＭの便にする
という、３つの恐れに対する対策はバッチシ（死語）｡

＜前日＞
　マイルで予約した航空券の受取方法に緊張したが、別にたいした作業でなく、あっさり機械より出てくる。そして、約１時間３０分、無事、１３：１５頃大分空港に到着。バスにて本日泊まる別府市で降車しようと思ったが､明日の下見のため、別府をとうりすぎ大分駅前に着く｡駅構内のコインロッカーＮｏ．８８に荷物を置き身軽にし、市内観光。なかなか綺麗な街です。
　別府市へは電車で３つ。２両編成のワンマン列車で、なんとも素朴。
　宿着。ＴＶをみると、ＯＬＥアルディージャは当然見れず、「大宮戦、トリニータ応援３００００人プロジェクト」のＣＭばっかり。

＜当日＞
　「朝ゆっくりしたいために前泊しているのに、早く起きてしまう」というおやぢ現象が、５月の日本平遠征同様、起きる。今回は朝、７時３０分。やることないので、温泉入ろう（けっこう幸せ）。
　別府より再び大分市ヘ（これは４両の電車）。本日泊まる宿に荷物を預け､ビッグアイへ｡
　試合終了。本年のアウエィ観戦終わりました。自分にも、お疲れさまです。

＜翌日＞
　大分空港１４：００発のＪＡＬ便で帰京。予定どうり、大宮の選手たちとは遭遇せずに済みました（笑）｡
１３：２０頃､飛行機待ちのところに大宮のオレンジを身につけた方が数名（約２０人ぐらい）いました｡同じ飛行機かなと思ったが､ほとんどの方は､１３：４０頃発のＡＮＡ便でした。大宮のヒトはＡＮＡのほうが好きなのかな？