★試合★
 トゥット選手のPKが外れる。ここから試合終了までの20分の長いこと長いこと。交代で入った横山選手、最後のほうは森田選手までが必死に守る。浦和さんは闘莉王選手が前線にあがり必死の攻め、そしてタイムアップ。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今年3回目のさいたまダービー。ここまでナビスコの予選で大宮の2敗。前節、大宮は情けないとまで言ってしまうほどの気迫の無い試合で磐田に0−2で完敗、一方、浦和さんは、東京Vに7−0で大勝し2位をねらえる位置。totoの投票では、大宮の勝ち予想8.03%。
 
 三浦カントクがびっくりのスタメンをもってきた。トニーニョ選手がボランチで入る(2001年に数回やったらしい)。このマーカス・トニーの大型ボランチが浦和の攻撃をしっかり止め、前半早々から大宮のペース。西村選手・桜井選手の動きもよく、3日前と本当に同じチーム?という前半の前半(豊田も熊谷も最初はよかったので失速しないでね、と祈ってました)
 15分頃、クリスチャン選手が敵ディフェンスをすりぬけシュート(相手キーパが必死に抑える)のあたりからますます大宮のペースになってきて、そして20分頃、大宮コーナキック。自分がなぜかよそ見していたらまわりのヒト大歓声。なんと、大宮先制。トニーがヘッドで決めた(らしい)。興奮さめないその後も、中盤で相手ボールをカットしての鋭い攻めが続き(両サイドを使ったカウンター、本当に見てて楽しかった)、25分頃、3人ぐらいのすばやいパスで、桜井選手が中央突破からのシュートで2点め。ゴール裏に叫ぶ桜井選手。オイラはなぜか涙がでてきてしまった(あまり、このシュート覚えてないのですが、おそらく開幕のG大阪戦のような得点だったのでは?)。
 その後も大宮の攻勢(すばやい中盤でのボール奪取)は続いたが、40分ぐらいから浦和さんも、パスがまわりはじめペースをうばい返す。そして、前半のロスタイムの最後でのワンプレーで、FKから得点を与えてしまい、前半終了。
 後半開始。冒頭のPKまで、トゥット選手のミドルシュートぐらいが大宮の得点のチャンスらしいチャンスだったが、前半終了まぎわの失点の危なさはあまり無し。奥野選手(後半25分くらいに負傷退場)、平岡選手、久永選手、途中出場の斉藤選手・・・とにかく全選手が気迫をこめて守る守る。また、後半の中盤あたりから判定が明らかに??(特に線審さんの浦和のCKの判定数回)というシーンが多くなり、大宮サポはますます団結して声援をおくっています。
 といったカンジで、雨が強くなってきましたが、時間はゆっくりゆっくり過ぎ(前半の30分は本当にあっという間だったのですが・・)、終了まぎわ、大宮サポの目の前で2回ほどフリーでシュートをもらうシーンもあったが、荒谷さんの好セーブもあり、なんとかタイムアップ。大宮のサポは大歓声で、試合後の挨拶にきた選手を迎える・・・・
 
 オイラの中で今日のMVPは、西村卓郎選手です。前半の(必死の形相での)気迫ある守備、久永選手へのパス、ボランチと連携しての集中した守備、最高でした。

★番外★
<前夜>ナビスコ予選とは全然違う浦和の応援の迫力に、完全アウエイ状態必死。ある意味、さいたまダービー全4戦のなかで、明日の「浦和さんのJ1ホーム試合」がいちばん楽しそう。埼スタ、真っ赤に埋まれ!(雨ふらないでね)
<当日試合前>という前夜の意気込みだが、一夜たち冷静になれば・・やっぱヒトが多くて、帰り混みそうで・・・・ブツブツ。
  いつもと異なりバスで宮原駅に行き、そこから東浦和駅に行く。宮原駅(旧大宮市内)でさえ赤いヒトがけっこういる。そして、浦和さんのホームである埼玉スタジアムに到着。雨が強くなってきた。
 大宮のゴール裏は、たいそう狭く、とてもダービーというカンジではないが、このアウエイゴール裏が、ビジターの販売状況で左右におおきくなったり狭くなったりというシステムならば(つまり始めから、「ビジターはこれだけ」という決めた売り方をしていないのなら)、仕方のないことでしょう。
<当日試合終了後>浦和をぬけて大宮の自宅へ帰宅。大宮は9位に浮上を知る。明日、日曜日の試合を2試合残しているが、おそらくこの順位(「TUTOさんがPKを決めてれば、同勝点の名古屋さんをぬいて8位だったのですが」なんてことは考えないよ)で、この節は終わるでしょう。某記事で某選手の「今日はサポーターに浦和の中心を堂々と歩いてもらいたい。勝った方が強いですから。」 のコメントに感動し、爆睡。
  なお、明日は、ナビ準々決勝2戦め(アウエイ)のチケット発売日です。

2005年7月9日(土) 埼玉スタジアム2002
2005Jリーグディビジョン1 第15節
浦和レッドダイヤモンズ vs 大宮アルディージャ
サッカー観戦記 2005

▲大宮が2−1のリード。さあ、このまま終わるのか?