サッカー観戦記
★試合★
首位独走の川崎をアウエイで破り、混戦の2位争いで、甲府・福岡を撃破し、4連勝中。このアウエイである仙台に勝てば、昇格争いから一歩抜き出す重要な一戦。一方の仙台は、ホームでは、
1.第7節以降負けていない(もっとも、この7節までの仙台は、非常に調子が悪かった。1勝6敗。不思議なことにこの1勝は川崎相手にホームで勝利)
2.脅威的なネバリを出す(第3クール川崎戦 0−2からロスタイムに2点続けて奪取。引分にもちこむ)
という「ホーム強し」というデータがあるので、4クールの戦いの中で、昇格における最初のポイントになるなと思ってました。(正直、引分でもいいよ・・の気持ち)
大宮はストッパー(センターバックが今は一般的? 意味はちょっと違うと思うが・・)のトニーニョ選手が累積警告による出場停止中で平岡選手が登場。まあJ1経験有り&大宮で一番年長者なので、大丈夫でしょう。
試合開始。まっ黄色の(大人数の)仙台サポの後押しを得て、ガンガンに攻めてくると思ったが、五分五分。中盤の支配率やキャプテン(仙台在籍あり。試合前の紹介やボールを持つと大ブーイングをしていただいていた)のほしいシュートなどを考えると、むしろ大宮のペースだったかもしれない。また、平岡選手は、全然不安を感じられない、という中で前半終了。0−0。
後半に入ると、仙台がガンガン攻めはじめる。GK荒谷選手(途中、相手選手と交錯。包帯まきながらプレーする)が2回ほどスーパプレーで失点を防ぐ。このまま、0−0で引分になりそうだ(引分けてください)と思っていた70分頃、キャプテンと交代して入った島田選手のコーナキックを森田選手が右足で決める。ゴール前直前で落ちる最高なコーナキック。
その後、斎藤選手、バレー選手を投入(おいおい、入れる順番が逆じゃない。「相手が今以上に前がかりになる、スピードのあるFWを投入→失点が怖くなり総攻撃できない→逃げ切る」をしないと、フランスW杯予選の日本vs韓国の秋田選手投入の日本代表のような結果になってしまうぞ、など偉そうに思う)。
しかし、その悪い予感はあたらず、なんとかこのまま終了。1−0で、アウエイの仙台戦という難敵に勝利。J2での2位での自動昇格においては、甲府・福岡に続いて、仙台にも印籠をわたすこととなった。
★番外★
18年ぶりの仙台に、大宮駅より新幹線に友達のS君と乗る。大宮サポは、たまに見かける親子の2人が同じ列車でした。宇都宮ぐらいしか止まらない列車だったので、1時間30分ぐらいで、仙台到着。「何だ、けっこう近いな。横浜FCの三ツ沢や熊谷より時間的には近い」と新幹線に敬意をはらう。
仙台駅より地下鉄に乗り、仙台スタジアムへ。だんだん黄色の人たちが多くなる。
スタジアム到着。きっちり、ホームとアウエイを分けていることに関心。大宮サポ、意外と多いな(推定222人)。オーロラビションの下に座る(スピーカ近くでとてもうるさい席でした)
試合観戦。試合後、「大宮さん、他の昇格争いのチームも破ってください」のアナウンスが印象的(2週後の、山形のことを言ってるのか?)
交差点のところでバス待ち。仙台市内戻る。S君と軽い祝勝会。S君は帰ったがオイラは仙台市内泊。けっこう雨が強くなってきて寒い夜となりました。
2004年9月26日 仙台スタジアム
2004 Jリーグ ディビジョン2 36節
ベカルタ仙台 vs 大宮アルディージャ
大宮・埼スタに数多くいらして
いただいた仙台サポ。
やはり、ホームはほぼ満員でし
た。地域密着、Jのカガミですね。