サッカー観戦記

★試合★
 大宮は、前節札幌戦での終了まぎわでの得点による劇的な勝利で、再び2位に浮上。首位川崎に勝ち、2位のまま3クールを終了したいところ。
 相手の川崎は、この試合引分け以上で2位以上が決まり。、史上最速でのJ1昇格が決まる。しかし、攻撃の主役であるジュニーニョとアウグストが出場停止のため、試合に出れない。
 第2クールでは敗れたが、内容は互角(互角以上)だったので、「これは、昇格プレッシャーがでれば、いい勝負になるな。いや勝てるかも」と三浦監督みたいに’予想’し、東横線にのり川崎にむかった。
 等々力競技場に入ると、場内は「昇格ムード」一色(スタンドは空席がけっこうあったが、2万人入ったとのこと)。オーロラビジョン(大宮スタは無いよ)に「Good by J2」、ダンマクには「03.11.23 この想い、すべて、今日の為に。04.9.11」といったのがあり、川崎サポには昇格プレッシャーはないみたい。
 ところで、「Good by J2」はとても失礼で、大宮サポ(推定275人。けっこういるな)からブーイングをあびてた。
 で、試合開始。「対戦相手が最下位でも首位独走チームでも、大宮はどことやってもいい試合をする」という特徴を十分発揮し、試合はたんたんと進む(どちらかというと、大宮ペース)。第2クールで気にいった、川崎の中村選手はまったくめだたない(これがプレッシャーか?)。逆に、中村選手と同じボランチである大宮のマーカス選手(ちょうど1ケ月前の水戸戦で初先発。この時、全然目立たず)がすごくいいい動きで、川崎のチャンスをとことんつぶす。
 これは、勝てるかもしれないと思い始めた20分ごろ、キャプテンからのコーナーキックをずばり奥野選手が決める。さらに、今度はショートコーナから、再びキャプテンのキックを森田選手のヘディング、キーパがはじく、トニーニョ選手がつめ、2−0で前半終了。
 後半、川崎が怒涛の攻めをみせるが、入る感じはしない。途中、トゥット選手が遅延行為か何かで退場となるが、「川崎の攻め=マーカスがとめる&得点が入る気配無し」は変わらず、逆に、カウンターから、キャプテンが3点めを決める(キャプテンはその少し前、キーパが出てきたところをループでねらうが、少しそれる)。ということで、3−0の勝利。約19725人の川崎サポは、ため息となる。
これだから、アウエイ観戦はやめられない。

2004年9月11日 等々力陸上競技場
 2004 Jリーグ ディビジョン2 33節
  川崎フロンターレ vs 大宮アルディージャ
       

★番外★
<この日のオイラ>
 午前中から仕事。観戦をあきらめていたが、16時頃、奇跡的に終わりそうなフインキとなる。せかせか終わらせ、山手線→東横線→武蔵小杉駅からTAXIで、試合開始45分くらい前には到着。ホッ。
 試合観戦(2F。ゴール裏とバックスタンドの真ん中ぐらい)。キャプテンのゴールで狂乱。近くの川崎のサポに怒られる。
 帰りは、行きと違う新丸子より東横線に乗る。埼玉県和光駅の居酒屋で大祝勝会。帰り午前様。送ってくれたS君、ありがとう
<TAXIの運ちゃんの証言>
 大宮の応援で来たと名乗ると、「川崎市民は、けっこうサッカーさめてるんだよ。以前、J1にいた時もそれほど盛り上がらなかったし・・」