サッカー観戦記

★試合★
 1引分けをはさんでの5連勝、その引分(3クールはじまりの仙台戦。不可解な判定で若松選手が退場になり10人となるが、二度のPKでの失点を追いつく)も内容がよく、前節はアウエイで福岡に3−0で完勝し、2位に戻りいよいよエンジン全快気味の大宮。
 一方の甲府は、前節で仙台(アウエイ)に完敗し、2位から3位におちていた。(
シーズン後記.2004のJ2は、21節から大宮が2位になる31節の間、2週連続を2位をキープしたのが、27〜28節の甲府のみであった。それほど、この頃の2位争いは混戦であった)
 という長い前書きだが、とにかく、アウエイ戦といえども、相性のいい甲府戦(ここまで2戦2勝)なので、しっかり勝利し、2位をキープしたい試合。
 開始早々、大宮はやはり快調に攻める。バレー・トゥット選手の両FWが、ほしいシュートを3、4本放つ。「これは、そのうち点が入り、2−0ぐらいで勝利だな」と思っていた20分頃、甲府の背番号10が入ると、なぜか流れが甲府にかたむく。そして40分頃、甲府エース小倉選手が倒されたPKを自ら決め、0−1で前半終了。
 後半に入り、大宮は攻めるが、前半20分までの流れるようなシュートまでいくパスワークが、まったく見られず、追いつく気配が感じられない(2週前の仙台戦の2度追いつく気迫もない。本当に同じチーム?)。そんな展開の中で、逆に後半15分と25分頃、立て続けに2点を奪われ、0−3の完敗。
 それにしても、前半20分以降、大宮の選手は、急にみんな調子が悪くなったというカンジで、とてもフシギな試合であった。甲府の監督に聞きたい。「10番の選手(3点目をとっちゃう)を、なぜあんな時間でピッチに入れたの? というか、なぜスタメンじゃないの?」
 まあ、こんな試合も、44試合あれば1回ぐらいあるだろう。小倉選手の名古屋在籍時TVでよく見た「あのフェイント」もしっかり正面で見たし(甲府のサポといっしょに拍手してしまった)、まあいいか・・と思いつつ帰途についた。この後の、中央高速の渋滞にハマルとも考えず・・・・・ 

★番外★
 日進駅より、埼京線(昔は大宮から川越までは川越線という名だった。ボタンを押してドアを開けた)に乗り、川越駅で下車(中学3年の時の、J大学付属K高校受験時以来だ!)、友達のS君の車で、4人で甲府にむかう。途中、国道16号の米軍基地を通った時、思わず「Won’t you お〜れの肩を〜♪」と唄いたくなるがやめる。八王子から乗った中央高速を降り、小瀬にむかう。途中、大宮の選手が泊まったと思われるホテルを通り抜ける。競技場到着。ゴール裏ハシにダンマクをはり、バックスタンド大宮寄りで観戦。
 高速に乗るが、大月あたりから、渋滞。「私をスキーに連れてって」の頃の冬の日曜夜じゃないのに・・
談合坂のSAで休憩(大宮オレンジ多し)しても、渋滞全然解消せず。自宅に着いたのは、夜1時過ぎ。S君、運転おつかれ。
 この19時間後、大宮駅の祭りの中、いっしょに甲府まで行った4人は再び、南銀の居酒屋で会う。
 
 

2004年8月1日 小瀬スポーツ公園陸上競技場
 2004 Jリーグ ディビジョン2 25節
  ヴァンフォーレ甲府 vs 大宮アルディージャ
 

けっこう暑い日でした。
とても空気のきれいないい
スタジアムです。
でも、サッカーは見にくい。