2024.11.6 22:22 更新
【試合前】
・優勝を決めている大宮は前節メンバーを大幅入替え。普段出場機会のない選手が多く出場となったが、リーグ優勝を
勝ちったメンバーとの差はやはり大きいのか、最下位の岩手さんに辛くも勝利。
⇒残りはこの試合含めて4試合。自分は、普段スタメン(メンバー)に入れない選手は、練習で実力をあげて監督へアピール
し奪っていくものだと思っているので、「来シーズンに向けて・・」とか「来年のメンバーの選考」的なものをリーグ公式戦では
やってほしくないい。公式戦は「その日一番力の発揮できるメンバーで、勝利できる確率が最も高いメンバー構成で臨むべき
もの」と考える。
(ただし、最終ホーム戦で、順位変動に関係ない時だけに限って、引退が決まった選手を出場させるのは別)
・プレイオフ(3位〜6位)の出場権争いは変わらず大激戦。特に、6位から14位までの9チームの間。勝点差はわずかに「4」。
順 勝点 試合数 勝−分−敗 得失差
1 大宮 80 34 24−8−2 +40
2 今治 61 34 18−7−9 +16
3 富山 56 34 14−14−6 +15
4 沼津 51 34 15−6−13 +10
5 FC大阪 51 34 13−12−9 +8
6 福島 49 34 15−4−15 +10
7 相模原 49 34 13−10−11 +1
8 松本 48 34 12−12−10 +8
9 北九州 48 34 13−9−12 0
10 八戸 47 34 12−11−11 +3
11 鳥取 47 34 13−8−13 −10
12 金沢 46 34 12−10−12 −1
13 琉球 45 34 12−9−13 −5
14 岐阜 45 34 13−6−15 +4
(15位以下は、勝点40以下)
⇒本日の相手の鳥取さんには、大宮の高柳選手がレンタル移籍で在籍中。高柳選手が加入後の鳥取さんは
何と9勝1分2敗の快進撃で、加入前の17位から11位まで順位をあげ、プレイオフ圏内6位との差はわずか
「2」まで浮上。
⇒もちろん、高柳選手だけのチカラではないが、貢献度はものすごいものがあるのではないかと思う。
⇒その高柳選手、契約によって、この試合は出れない。残念というか複雑な気持ち。
【試合備忘】
・スタメンは
サンデー
杉本 石川
泉 小島 シルバ 茂木
浦上 市原 村上
笠原
ベンチ:加藤・知念・和田・関口・中野・ゴンザレス・大澤
⇒優勝を決めた前節は大幅に入替えたものの、たった1試合で、ほぼ昇格を決めたベストと思えるメンバー
に戻した。逆に言うと、前節出場し、今節メンバーに入らなかったのは、監督さんから「見切り」をつけられた
かもしれない。
・前半4、14、18、40分で得点、早い段階で4−0のリード。
⇒元のメンバーはやはり強し。これは、今シーズンできていなかった「結果的にJ3をほぼ独走したチーム⇒
大差で勝利/内容的にも圧倒・・・・」というものを見れると思った。
・しかし、前半42分に失点。さらに、後半に入ると、4、7、21分と連続失点することで、同点となる。
⇒前半の最後のほうから、中盤でのボール奪取ができなくなってきた。鳥取さんが、システムを変え、大宮はそれ
に対応できず、たて続けに失点した・・・という感じ。
⇒鳥取さんのシステム変更は、見えるところでは、@元大宮の長谷川アーリアジャスール選手が下がってボールを
配給し始めた A8番の右WBの田中恵選手が前目にポジションを変えた・・だと思うが、戦術含め細かい変化が
多くあったのではないかと思う。
⇒何十年もサッカーを見ているが、こういうところを分析する目が養えていない。
・上記以外で印象に残ったことを記す。
⇒上記Aで記した、田中恵選手、鳥取とのアウェイ試合でもいい印象に残った選手だったが、この試合でも抜群の
動きで、大宮にとって脅威だった。
⇒試合終了間際、相手CKをクリアし、大宮がボール奪取し、ドリブルで前へボールを運ぶ。終了の笛はまだ
吹かれない。そのドリブル開始時、ドリブルしている選手を追って、大宮のゴンザレス選手ら何と4人の選手が前へ
全力疾走。結局、ドリブルした選手(中野選手?)がボールを奪われたところで試合終了、この4人+ドリブルした1人
の走りは実らなかった。しかし、この劇走には、チームの闘争心を心底感じ、心うたれた。
【その他】
・試合後、元大宮の長谷川アーリアジャスール選手がピッチ中央で挨拶。
⇒鳥取ホーム戦でも、アウェイ大宮ゴール裏にきていただいた。大拍手です。
▼前半14分、サンデー選手が決め2−0、バクテンを披露。