【試合前】
 ・前節2位以上を決め、いよいよ優勝を決める2位の今治戦。このタイミングで2連続のホームでの試合、2試合連続歓喜となれるか? 
 そうなれば、日程君の「神日程」が炸裂。

 順      勝点   試合数    勝−分−敗    得失差
 1  大宮   76   32    23−7−2   +39
 2  今治   60   32    18−6−8   +19
 3  富山   55   32    14−13−5  +18
 4  FC大阪 48   32    12−12−8   +8
 5  北九州  48   32    13−9−10   +2
 6  沼津   47   32    14−5−13   +9
 7  福島   46   32    14−4−14   +8
 8  松本   45   32    11−12−9   +7
 9  八戸   45   32    12−9−11   +3
10  琉球   44   32    12−8−12   −5
11  金沢   43   32    11−10−11  −1
12  相模原  43   32    11−10−11  −1
13  鳥取   43   32    12−7−13  −11
 (14位以下は、勝点39以下)

 ⇒大宮は引分け以上で、残り5試合で逆転できない勝点差「16」以上となり、J3優勝となる。


【試合備忘】
 ・スタメンは
                        サンデー
                    杉本      石川
                泉    小島   和田  茂木    
                   浦上  市原  村上
                        笠原
 
          ベンチ:志村・濱田・中野・関口・ゴンザレス・富山・大澤

  ⇒警告累積で出場停止中のシルバ選手のとこに和田選手が入る。FW藤井選手が謎のベンチ外

 ・前半15分までに3枚(大宮2枚(茂木選手と小島選手))のイエローカードが出る。
  ⇒最初のところで、思わず出してしまったので、同等なプレイについて同じようにイエロー提示・・・と
  いった感じ。3枚とも、悪質なものはなく、イエローは疑問。
  ⇒小島選手は累積3枚で4枚め(次節出場停止)へリーチ。フィールドプレイヤーで、ここまで全試合
  フルタイムで出場しているので、何とか最終試合まで継続してほしい。
   
 ・前節の福島さんと違った形で攻撃の迫力のある今治さん。個の能力やロングボールも使いガンガン
  大宮ゴールに迫ってくる。
  ⇒前半に失点し、絶対的エースのヴィニシウス選手(ここまでリーグ得点王)に後半15分頃、裏に抜け
  られてしまった時が、0−2になってしまう最大ピンチだったが、村上選手のブロックで失点せず。
  ⇒後半のアタマに登場したタンキ選手に、後半早々に危うくヘディングシュートを叩き込まれそうにも
  なったが、この2外人選手、本当に脅威だった。

 ・徐々に大宮の攻めも増えてきたが、なかなか同点にすることができない。
  ⇒数回あった、ゴール前でのFKも決められない。普通、その場所は右足で蹴るだろう・・というシーンで
  左足で小島選手が狙ってた。
  ⇒天皇杯埼玉県代表決定戦では、右足で清水選手が決めた。彼のように右で蹴れる選手がいない?
  ここ、大宮の来シーズンに向けた課題。

 ・後半30分頃、ついに大宮が同点に追い付く。ゴール正面やや左の混戦でボールを奪った泉選手が
  軽快のステップで、相手DFを左斜めに抜きゴロでのクロス。大外詰めてた途中出場の関口選手が
  決める。
  ⇒インサイドハーフの石川選手から交代した大澤選手が決めたと思った。よく見ると、大澤選手は
  中央にいる。茂木選手から右WBで入った関口選手のそこに入る嗅覚、スピード以外でもすごいところ
  があったことに驚愕。
  ⇒下口選手が怪我した影響で、このリーグ最終盤で出番の増えた関口選手、来年にも多いに期待。
  
 ・同点に追いついた後、大宮は逆転を狙い攻めていたが、後半40分過ぎからは、勝利している時のように、
  相手陣地でボールをキープし時間を稼ぎにいく。そして、逃げ切り、J3優勝!!
  ⇒引分で優勝となるこの状況、この時間帯で、このキープした作戦を「消極的」だと思わない。DFの濱田
  選手を後半38分に投入し、はっきりその意思を示した。
  ⇒印象に残ったのは、その濱田選手を投入(泉選手と交代)した後のフォーメーション。何と泉選手の
  左WBに市原選手、市原選手のいた3CBの真ん中に濱田選手が入る。しかも、ほとんど5バックとはならず、
  市原選手、しっかり、左WB的な仕事をこなす。
  ⇒市原選手、前半に4バックでの右SBや右WBなどやっていたが、左WBもやってしまうとは・・・。この
  フォーメーションから、「強気で積極的な」の逃げ切り作戦であることを感じた。


【その他】
 ・シャーレを石川選手が掲げたときは、涙がやはり出そうになった。
  ⇒ユース出身、J1湘南さんのレギュラーからJ2大宮にきてくれた。しかし、その後ベンチ外になったり、
  甲府さんへレンタルとなったり・・・不本意なことも多かったと察します。しかし、J3に落ちた大宮に残って、
  今年1年、キャプテンとして本当にがんばっていただいたことに大感謝です。


2024.10.21  21:44 更新

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▼石川キャプテンが優勝のシャーレをあげる。

▼ゴール裏をバックに写真撮影。2週連続こんな光景を見ることができた。