【試合前】
 ・20チームで争うJ3リーグ、前半戦最後の第19節。ここまでのリーグ戦の順位は以下。
 (未消化だった16節 6/26 富山vs岩手の試合(結果 富山 3−0 岩手)は反映済)
 
 順      勝点   試合数    勝−分−敗    得失差
 1  大宮   43   18    13−4−1   +22
 2  沼津   31   18     9−4−5   +12
 3  福島   29   18     9−2−7   +10
 4  FC大阪 28   18     7−7−4    +6
 5  富山   28   18     7−7−4    +5
 6  相模原  28   18     7−7−4    +5
 7  金沢   27   18     7−6−5    +3
 8  琉球   27   18     7−6−5    +2
 9  今治   27   18     8−3−7    −1
10  松本   26   18     7−5−6    +5
11  岐阜   26   18     7−5−6    +3
12  北九州  23   18     5−8−5    +1
13  長野   23   18     6−5−7      0
  〜14位以下は勝点20以下〜 

 ⇒前述富山さんが6/26に勝点3を取ったことで、暫定11位から一気に5位にあがるほど、大混戦な上位陣。一見独走状態に見える
 首位の大宮は、この上位陣の動きを気にせず、しっかり目の前の1試合に勝利していきたい。
 ⇒そういえば、2022年のシ−ズン、J2に昇格してきた岩手さんにダブルをくらった(ホーム&アウェイ共に負け)ことを思い出した。その
 時のリベンジを2年後のこのJ3リーグでしてほしい。期待は、その2022年のアウェイ戦で、当時大学生(特別指定)で、途中からの出場で
 Jリーグでデビューした高柳選手。本日もベンチからの途中出場かと思われるが、2年で大きく成長したところをみせてほしい。

 ・この試合の2日前、大宮のニュースが賑わす。
 @ レッドブル社が、大宮の経営に参画(朝日新聞⇒Yahooトップ)
 A FWシュヴィルツォク選手、契約満了に伴い退団(大宮HP)
 ⇒@はシーズン前から話のあったものだが、この数ヶ月で具体的になってきたのだと思われる。
 ⇒Aは、昨シーズン途中からの契約で、6末までだったものだろう。怪我が多く、あまり試合に出られなかったが、昨年アウェイ水戸での
 デビュー戦(抜群のボディバランス、最後ほしいシュート)と、同じく昨年アウェイ金沢戦(FKから初得点)が印象的でした。短い期間でしたが、
 大宮に在籍していただき感謝。
 

【試合備忘】
 ・スタメンは前節と同じで、以下のような4−2−3−1だが、シルバ選手が杉本選手と横並びの時間帯が多く、実質的には4−4−2。
 
                      杉本  
                 泉    シルバ  中野(克)
                    小島  石川    
                下口   浦上  市原  茂木
                        笠原
 
          ベンチ:志村・村上・植田・高柳・泉澤・藤井・大澤 
                     
 ⇒ベンチのメンバーも、貫選手から植田選手が入れ替わったのみ。ここにきてメンバーが固定してきている。これはいいことだと思う。
 ⇒なお、お相手の岩手さん、6/22⇒6/26の中3日での試合では先発メンバーを変えてなかった。中2日でのこの試合では、DF陣総とっかえ
 など、大幅にメンバーを変えてきている。

 ・大宮が決定機を何度も作るものの、シュートが決まらず膠着状態が続く。
 ⇒大宮の最大のチャンスは前半30分頃、左サイドの攻めで、泉選手のカットインから右足シュートはポスト直撃。泉選手、開幕戦での2点から
 得点をとれていないが、ここ数試合はチャンスを多く作ってきている。
 ⇒逆に、現在最下位の岩手さんに数回カウンターやセットプレイで、危険なシーンも数回あった。

 ・待望の先制は、エース杉本選手のヘディング。競った相手DF2人のアタマひとつ出て、見事ゴールに突き刺す。
  ⇒クロスをあげたのは左CB浦上選手。この試合、唯一の攻撃参加だったと思うが、絶妙のタイミングと質の高いクロスだった。

 ・2点めは、先制から4分後、右サイドを小島選手(ヘディング)⇒大澤選手(ワンタッチ)でつなぎ、最後藤井選手が中に切り込み左足
 シュート、GK股間を抜く。
 ⇒藤井選手までのパスが美しい。が、小島選手がボールを触る前、1点で逃げ切ろうとせず、多くの選手で相手陣に攻めて生まれた
 もの。とてもいいゴールでこの2点めは感動ものです。

 
【その他】
 ・観戦後の帰宅は、劇的勝利で気分が良く、ひさびさ、スタジアムから徒歩。
 ⇒スマホの歩数計では約7,000歩。以前より時間がかかったのは、年をとったからだと思う。


2024.6.30  22:22 更新

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▼ 杉本選手のヘディングが決まった瞬間。場内、大歓喜。