【試合前】
・前節から3日後、大宮にしては初と思える外部(NTT様以外)からのトップ人事変動、原博実さんが
「フットボール本部長」なるものに就任した。
⇒2005年、大宮J1昇格初年のシーズンのFC東京さんとのアウェイ戦、大宮が土壇場で追いつき引き分ける。
で、不振が続くFC東京さんは、監督の原さんを変える(たしか、その数年後、またFC東京で監督復帰した)。
その後、代表関係の仕事に就くが、自分はこの「原監督」より、「原選手」のほうが印象深い。サッカーを見始
めた少し後、日本代表のCFとしてバンバン点を取っていた。アジアの大砲と言われた高木前監督と同様に、
「選手時代」を懐かしく感じる方です。
⇒しかし、大宮ファンである自分は懐かしかった頃を忘れ、今の9戦未勝利のチームに「劇的な 喝 活 」を入れ、
大宮を勝てるチームに変えてほしいところ。
【試合備忘】
・試合開始から大宮は無理してボールを繋げず、相手DF裏にボールを入れるシーン多し。
⇒そういえば、大宮のキックオフで、試合が開始する時(前後半どちらでも)、「単純に後ろから前に蹴る」を数
試合前から辞めてたが、この試合から復活。
(この「単純に後ろから前に蹴る」は、繋ぐサッカーを目指すものと、ずっと矛盾を感じていた)
⇒前線からの守備がなかなか良く、大宮に数回のチャンスも生じる。
・そして、前半3分と後半23分に、守備プレスからの相手ミスをつき、河田選手が利き足でない左足2発で、
勝利に近づく。後半42分にCKから失点したが、試合を通じて、大宮のボールへの執念は衰えることなく、なん
とか逃げ切る。10戦めにして、リーグ戦初勝利。
⇒格好良くなかったが、こういう泥臭い勝利は見ていて気持ちいい。これが、原さん効果だとしたら、この試合
だけでなく、以降も継続してほしい。
【その他】
・失点シーンは相手CKからだが、この相手セットプレーの前に、大宮は2人の選手を変えた。
⇒この采配だけは疑問。相手セットプレイの時に、選手を変えるのは、「マークのズレとか生じ危険」は、
サッカーのイロハに近いものだと思う。
2022.4.22 11:22 更新
▼ 試合開始直後、ボールへの執着心を感じた。これも、原さん就任効果か?