【試合前】
・5節を終え、2分3敗の大宮は単独最下位。この試合、栗本選手が初出場でスタメン、そして、三門選手・小島
選手も今シーズン初のスタメン。
⇒この3人の登場で、大宮の「スタメンでの策」はこれで出し尽くしたか? 逆に言うと、このスタメンで結果が
出なければ、「もう策無し」状態で詰んでしまう。
⇒31才のJルーキー栗本選手は、MF登録ながらこの試合はCB。田代選手と鉄壁なCBとなるか、大いに
期待です。
【試合備忘】
・岡山さんが、前節徳島さんのように立ち上がりから攻勢。しかし、前半13分、前線深い位置で左SB小野選手が
ボールを奪い柴山選手へ、すぐのクロスを矢島(慎)選手が決め、幸先良い先制弾。
⇒この後、攻勢が続き前半18分過ぎのCK(2回連続)で、田代選手が立て続けにヘディングシュート。ここを
決め、2点差にしたかった。
・その後、岡山さんが再びペースを奪い、危ないシーンが続く。
⇒特に前半39分頃の、シュートの嵐。南GKの正面のシュートでの片手ブロック、ポストさんが守ってくれた
ミドル・・、何とか無失点で前半を終える。
・その前半39分のプレーで負傷したのかGK南選手は前半で退き、上田選手に交代。しかし、後半22分、その
上田GKも負傷(2日後の発表では「右膝膝蓋腱断裂」で全治6〜8ケ月)、CBの栗本選手が急遽GKを担う
ことに。そして、西村選手、茂木選手の2人のDF選手を入れ、完全なる5バック(左から、小野・西村・田代・
山田・茂木の順)で、虎の子の1点を守りにいく。ボール支配はほとんど岡山さん、何とアディショナルタイム
(7分)まで、必死のディフェンスでシュートも1本もうたせず(ブロックし)、逃げ切れると思ってた残り2分の
ところで、ゴール前のこぼれ球からミドルシュートをくらい追いつかれる。
⇒悔やまれるのは、失点前、中央で三門選手から右にいた高田選手へパスが通らなかったシーン。最低でも
ポンと前に出し高田選手(アディショナルタイムに入ってから登場したので体力十分のハズ)を走らせ時間を
費やしたかった。
⇒しかし、三門キャプテンを責められない。この試合、初スタメンで、守りだけでなく数回のカウンターを狙う
など、チームで一番走っていた。高田選手と後半30分過ぎに出場した中野選手が「ボールキープ(時間稼ぎ)」
に、もっと貢献してほしかったところ。
【その他】
・単独最下位は変わらず。この後、中3日で町田さん(この日、アウェイ仙台戦で快勝)、さらに中3日で山口
さんと、アウェイ連戦となる。
⇒GKの補強、いや外人含めた緊急補強はあるのか? たしか、移籍のウインドゥは3月31日だったのでは?
2022.3.30 10:22 更新
▼ 完全なる5バックで逃げ切りを図るが、95分同点弾をくらう。あと数分での初勝利を逃す。