【試合前】
・前節の結果おさらい。4〜5位だった甲府・京都さんがしっかり勝利し、大宮は両チームに抜かれて5位に
転落。そして6位〜7位だった柏・長崎さんも勝利、両チームは大宮との勝点差「1」。
順 勝点 勝−分ー敗 得 失 差
1 山形 32 9−5−2 19 9 +10
2 水戸 30 8−6−2 15 6 +9
3 甲府 29 8−5−3 24 12 +12
4 京都 29 8−5−3 22 13 +9
5 大宮 28 7−7−2 19 13 +6
6 長崎 27 8−3−5 21 15 +6
7 柏 27 7−6−3 13 8 +5
8 金沢 24 6−6−4 21 12 +9
⇒大接戦は続く。
・今一番リーグで好調と思える京都さん。この大一番をホームで勝利できれば、優勝争いに再浮上できる。
12戦負け無しの大宮だが、4試合連続のドローで失速気味。下からの追い上げもきつく、このあたりが間違いなく
シーズンの勝負どころ。
⇒4試合連続ドローのうち3戦はアウェイ戦。ここホームでの試合で勝利し、再浮上を・・
【試合備忘・感想】
・京都さん、パスまわしうまく試合を支配。今シーズンの対戦相手で「一番の強さ」を試合開始直後から感じる。
⇒大宮は、今週非公開練習を続けて初披露した「3ボランチでの5−3−2 奥抜選手を抜擢しての2トップ」の
秘策にて、前線からプレッシャーをかけ、この強い京都さんに対抗していく。
⇒京都さんのGKからのパスまわしvs大宮のオールコートに近い前線からのプレッシャー・・・ どこかでみたような
試合だなぁ・・・と思ってたらわかった。2013年4月20日(土)、ここNACK5スタジアムでのJ1リーグ7節、
「大宮vs浦和」の試合(大宮は1−0で勝利、18戦無敗の新記録(その後21試合まで延ばす)を達成した試合)だ。
この時は金澤選手が、ボランチの位置からボールをまわそうとする浦和GK加藤順大選手(本日京都ベンチに入る)
の前までプレッシャーをかけたが、この試合では3ボランチの2人の三門・石川両選手が上下に激しくプレッシャを
かけ続けた。
・右サイド奥井選手のボール奪取から始まり、一度は追いつかれながら、前半からシーズン初の2点を奪取。
⇒奥抜選手の斜めへの走り・河面選手の抑えたシュート、ともに美しいゴールで、脳裏から当分消えないものに
なりそう。
【その他】
・前述の2013年の浦和との一戦、この試合で本日のメンバーに入っている選手は菊地選手のみ。
⇒6年でチームは変わる・・・ということを改めて認識する。
⇒と同時に、若い奥抜・吉永選手の先発出場(共にユース出身)もワクワクする。さらに、吉永選手から小島選手
へのユース出身選手の交代もしびれた。
・京都の田中マルクス闘莉王選手、試合後中央から大宮ゴール裏のほうに少し近づき一礼。
⇒今シーズンで引退されるようで、今年のアウェイ戦では必ず行っているということ。
⇒2005年からのJ1浦和とのダービー戦。闘莉王選手とはとてもバチバチした肉弾戦をしてて楽しかったです。
・また京都の加藤順大選手、試合後場内を一周。
⇒加藤選手、本当にいい笑顔。大宮のサポから大拍手で迎えらていた。
2019.6.15 13:22 更新
▲ 試合開始からの前線からのプレッシャーをかけ続けた姿勢が、先制弾と勝越し点の前半2点を生んだ。