【試合前】
・J2は42試合。その3分の1である14試合が終了。ここまでの順位は以下。
順 勝点 勝−分ー敗 得 失 差
1 山形 28 8−4−2 18 9 +9
2 水戸 27 7−6−1 14 5 +9
3 大宮 26 7−5−2 17 11 +6
4 甲府 23 6−5−3 20 11 +9
5 京都 23 6−5−3 16 12 +4
6 柏 23 6−5−3 11 7 +4
7 金沢 22 6−4−4 21 12 +9
8 長崎 21 6−3−5 16 14 +2
9 琉球 20 5−5−4 19 16 +3
10 東京V 20 5−5−4 19 17 +2
以下、「順 チーム(勝点)」で記すと
11岡山(19) 12横浜FC(18) 13新潟(17) 14徳島(17) 15千葉(17) 16町田(16)
17愛媛(15) 18鹿児島(14) 19栃木(14) 20山口(12) 21福岡(12) 22岐阜(12)
⇒上位も中位も下位も大混戦。
【試合備忘・感想】
・気温31.8℃の5月における異例の猛暑。その前半開始時から、大宮はハイプレッシャーをかける。
⇒特にシーズン初先発の富山選手、相手GKから最終ラインへ出されるボールに猛烈なプレッシャー。
⇒前半40分過ぎの大山選手からのクロスをヘディングするが、僅かにバーの上へ。これをしっかり決め
その後逆転、富山選手がMVP・・・という形で猛プレスにご褒美をあげたかった。
⇒しかし、後半20分過ぎのフアンマ選手の同点弾のアシストは、富山選手のヘディングから。彼らしい、泥臭く
競いあいからの貴重なヘディングだった。
・前半終了間際のCB山越選手が負傷退場。
「3−5−2を捨て、負けているのだから、攻撃的な4−4−2へ」と思っていたら、
左WB河面選手⇒CB 右WBの奥井選手⇒左WB 右WBには新人吉永選手がこの大一番でJデビューでピッチに
入る。
⇒高木監督の交代策は昨年のワンパターン交代でなく、大胆であるとともに、結果的にも的確だったと思える采配。
⇒新人吉永選手は堂々としたプレー。さらに、同点弾を奪うフアンマ選手が入るときは、
「前半から走りまくった富山選手との1トップの交代」ではなく、ボランチの交代で、茨田選手・富山選手を一列
下げるというもの。前述の富山選手のアシストに繋がった。
・逆転まで行かず、後半は強力な外人2トップへのロングボール作戦でやや守勢にまわった。
⇒3連続ドローだったが、負けに等しい前節の引分けとは、明らかに異なるもの。
【その他】
・11戦負けなしの大宮だがここ5戦は「1勝4分」、下からの追い上げもきつく、上位は大接戦。
1.水戸 30 2.山形 29 3.大宮 27 4.甲府 26 5.京都 26
6.柏 24 7.長崎 24 8.金沢 23 9.琉球 23 10.東京V 21
⇒京都さんが一番不気味。次節はアウェイ福岡戦、そしてその次はホームでこの京都さんとあたる。
ここ数試合は、今シーズン行方を左右する大勝負どころ。
2019.6.1 11:22 更新
▲ 前半の序盤から攻勢な大宮。先制をしたかった。