【試合前】
・この試合が長いリーグ戦の全体の3分の1となる14試合め。そして、次節はシーズンの運命を決めそうなアウェイ柏
さんとの試合。
⇒しかし、重要なのはこの試合。17位で下位の栃木さんだが、前節は強敵の甲府さんに1−0で勝利。昨年、優勝
した2015年ともに、栃木さんの堅守には大苦戦。
⇒9戦負け無しが続く大宮だが、5連勝後の3試合は内容がいいのにもかかわらず、1勝2分と結果的には失速
気味で3位に留まっている。怪我人も出はじめ(酒井・河本・渡部選手ら)、下からの追い上げもきつく、自動昇格圏の
チームに離されないためにも、今節のホーム試合は快勝を期待する。
【試合備忘・感想】
・19対2、公式のシュート数。
⇒いつも思うのだが、シュートが相手DF陣のブロックにあたりゴールまで届かない時、「公式の」シュート数にカウント
していないように思う。
⇒ヤフーのSportsNaviでの試合終了直後では、27対6(枠内シュート5対1)、こちらの数字のほうが正しいのでは。
・後半10分、大宮のフアンマ選手がカウンター気味に強引に抜け出したところを後ろから倒され、栃木のキャプテン
藤原選手が一発退場。人数が減った栃木さんは、以降完全な守備布陣6−3−1のような形でゴール前を固めた。
⇒栃木さんのゴール前固めを一層強くさせたのが、後半23分からのシモヴィッチ選手の登場で、フアンマ選手との今シーズン初のツインタワーになってから。
・この栃木さんの守備を、結局90分こじ開けられなかった。
⇒ツインタワーになってから、単純な放り込みが多くなる。
@ 同じクロスでも、ふんわりしたボールだけでなく、ゴロのボール、または、アーリー気味にあげる
A 足元に強いツインタワーの両選手なのだからこそ、前半のようなパスサッカーで崩す
B 途中投入のバブンスキー選手らがミドルをうつ、ワンツーを狙う
など、攻撃の工夫がほしかった。
・前節は「試合の終わらせ方」、今節は「引いた相手の崩し方」ができず、勝点4を失った。
⇒これら課題を解決するには、「早い時間帯で先制を奪う」ことで解決される。
⇒早い時間での先制は、
・2点差以上のリードへもっていける → 自然と試合が終わって行く
・相手も攻撃的になる → 相手は「引かない」
【その他】
・帰りの飲み屋さんで、約33回はため息をついた。
⇒店長さん、カウンター席から何回も聞かせてしまい、すいませんでした。
・次節は、アウェイ柏戦。
⇒今シーズンの「前半の大一番」、「今シーズンの大重要試合」です。
2019.5.19 19:22 更新
▲ フアンマ・シモヴィッチ選手のツインタワー目掛けて単純なクロスの連発、これが先制の確率を下げている。