【試合前】
・前節痛恨のホームでの敗北で7位まで順位を落とした大宮
その前節の上位陣の結果は
新潟2−0町田 徳島0−1横浜FC 福岡2−2金沢 大分1−0松本 愛媛2−2東京V
さらに、延期されていた35節の試合が、10月31日に行われ、讃岐1−1町田。
この試合の消化で、全チームの試合数が同じとなり、順位は以下。
順 勝点 得失差 順 勝点 得失差
1 大分 72 +26 5 東京V 67 +15
2 松本 70 +18 6 福岡 66 +16
3 町田 69 +15 7 大宮 64 +15
4 横浜FC 67 +15 8 甲府 56 +12
⇒この40節は、町田vs福岡、横浜FCvs大分、松本vs東京Vと、見事に1〜6位以内での直節対決。
⇒上位が全部「勝つ」は無し。星の潰しあいで、大宮が上位にあがれる最後のチャンス。
負けたら、今シーズンが本当にジ・エンド。
【試合備忘・感想】
・塩田GKの2回ほどのビッグセーブ、ポストさん2回とバーさん1回。これらの活躍でホームチーム
の攻撃をかわし、PKでの1失点だけは幸運だった。
しかし、それを上回る得点を奪えず、自動昇格の2位以内が完全に消えた試合。
⇒勝つチャンスはあった。
@ 前半20分、右サイドからのクロスをシモヴィッチ選手が相手DFをうまくかわし左足シュート
A 後半44分、上の写真のような再三の右サイドからの崩しが出たあたり
B 後半46分、左サイド。マテウス選手⇒三門選手からのクロスを富山選手の右足シュート
⇒全て、肝心な所でしっかり決められず。
・@〜Bのようなチャンスが少な過ぎ。
⇒フル出場のマテウス選手は相手のマークがきつく(つまりしっかり対策されている)、見せ場はBの
ところだけだったか?
⇒Aのシーンなど、嶋田選手の投入で右サイドの攻撃が活性化。しかし、嶋田選手の出場は後半30
分過ぎ。後半アタマから、いや、先発で起用ではなかったか?
⇒一方、お相手の金沢さんは終始連動した攻撃。そして、勝負どころでの猛攻する認識がチーム内全員
に浸透、前半アディショナルタイムでのPK獲得や試合終了間際のビッグチャンスなど数多くの決定機を
もたらしていた。大宮とは全く対照的な好チーム
⇒勝点2を失ったのは大宮ではなく金沢さんだ。
・ここ3試合で2分1敗で失速。
⇒開幕から40試合めのリーグ戦で、進化が全く見られない。
⇒むしろリーグ後半初戦の22節アウェイ千葉戦(3−1で勝利)の頃の方がチームとしてよくまとまっていて、
このリーグ最終盤には、退化すら感じる。
【その他】
・前泊での遠征、金沢泊でなく富山に泊まった。
⇒同じ「富山前泊」の大宮サポ、数人みかける。
・試合終了後、北陸新幹線で富山と長野の2駅しか停まらない『かがやき』にて大宮ヘ帰る。
⇒まっすぐ家に帰ることが何となくできず、ホームでの試合帰りによくお店で飲んで帰った。
・辛い遠征だった。3年前のJ2優勝決定後の最終節とは、全く違う。
⇒わずか3年でチームは、こうも変わるものなのか・・・
2018.11.7 22:22 更新
▲ 後半43分頃の猛攻。右サイド、途中出場嶋田選手が起点となり、いい形が出ていた。