【試合前】
・アメリカ大統領選挙のこの日は、天皇杯4回戦でJ2チームが出る試合。
J1同志の試合は、3日後の12日(土)に行われる。
・今年のJ2は独走していた札幌さんが終盤失速、首位を保っているものの2位松本とは同勝点、3位清水とは
勝点差3の大接戦。昨年のJ2での大宮も終盤失速し、磐田・福岡の追い上げに震えていたが、今年の札幌
さんは、それ以上の脅威を感じていると思う。
お相手の横浜FCさんは前節岐阜戦で敗れ、残り2試合で6位(岡山)とは勝点差6での8位という状況で、
得失点差の関係から、2連勝し岡山が2連敗となっても抜けないという状態。
(大宮の最終節、年間順位3位鹿島と勝点差3と同じ状況)
⇒ということで、横浜FCさんは中2日だが、天皇杯重視に切替え、ベストメンバーで出てくることが予想される。
⇒リーグ最終戦から中5日で、この後の試合も天皇杯準々決勝は12月24日という大宮が、J2チームとの対戦
からくる『上から目線』的な「メンバー落としすぎ」や「(経験を積ますための)若手出場」 をしてきたら・・
⇒負けるでしょう。本日の時点でベストなメンバーで望んでほしい。
【試合備忘・感想】
・横浜FCさん、3日前のリーグ戦スタメンから11人総入替え。
⇒昇格可能性がゼロになったわけでないので、3日後のリーグ戦を重要視し、ターンオーバー。
・一方中5日の大宮は、家長・横谷選手がベンチ、ムルジャ選手はベンチ外。
⇒「最低限でのベストに近いメンバー」というところか。
・前半早々から大宮のチャンス多し。しかし、リーグ戦でSHで多く起用される江坂選手がこの日は家長選手の
ポジションで起用されるが、数回の決定機でシュートを外し、なかなか先制できない。
一方、横浜FCさんは時おり鋭いカウンターやJ2最多得点記録を持つ長身の大久保選手がセットプレイから
強烈な存在感。
⇒典型的な上位カテのチームが負けるパターンの試合。
・強烈な寒さの中、これは延長戦になると思っていた89分頃、途中出場の家長選手がペナルティエリア内で
シュートにもっていくところでハンドをもらいPKゲット。ハンドしたのはこの試合大活躍の上記大久保選手。
⇒PKをもらうまでの家長選手のトラップの形、どこかで見たと思ったら思い出しました。昨年J2リーグ戦
35節アウェイ磐田戦だ。0−2から同点にする前、反撃の狼煙をあげた1点目、シュート前のディフェンスを外す
浮き球トラップだ。
・このPK、やり直しになったが、きちんと2回目も決める。
⇒今年2回目のやり直し? 決める精神力すごし。
【その他】
・次の準々決勝は約1.5ケ月後の12月24日。
⇒「休み」を入れ、一度リフレッシュをとると思うが、少し心配。
練習試合やちょっとしたキャンプなどをうまくこなし、準々決勝時点には、今シーズン一番の状態で
望んでほしい。1月1日の決勝まで・・
2016.12.4 13:44 更新
▲やり直しとなったPK前。やり直し後含め2度とも完璧に決めるのはさすが。