2016.8.13(Sat)19:00  ニッパツ三ツ沢球技場
J1 2ndステージ 第8節
横浜F・マリノス 1−1 大宮アルディージャ

【試合前】
 ・約3週間後の8月31日(水)と9月4日(日)のルヴァンカップ準々決勝は、同じく横浜FMさんとの対決。
 2試合めもここニッパツスタジアムで行われる。 
 ⇒ルヴァンカップの前哨戦でもあるが、大宮(8位:勝点35)は勝利すれば年間順位で、横浜さん(6位:勝点37)を
 ぬけるリーグ戦での重要な試合。


【試合備忘・感想】
 ・2ndステージと年間順位がこの節まで首位の川崎さんがアウェイ鳥栖戦で敗北。川崎さんは無敗記録が「16」で
 ストップ。無敗が続いていたとしたら、9月17日の12節大宮戦で、連続記録「21」に並ぶかもしれなかった。
 ⇒大宮アルディージャというチームが持つ「リーグ連続無敗記録21」は川崎さんに抜かれることは消滅。

 ・上記のことを書いたのは、記録のことを言いたかったのではない。川崎さんに勝った鳥栖さんと今日の大宮、ともに
 1−0でリードし、格上の相手チームの選手が一発退場で「数的有利」の立場。
 このあたりのことを書きたかった。

    <<鳥栖さん>>                    <<大宮>>
 46分  先制1−0            68分 泉澤選手の見事なミドル決まって先制 
 84分  相手選手レッドで退場    71分 家長選手を後ろからチャージした横浜の喜田選手一発退場
 
 交代枠3人、誰も使わず      84分マテウス・89分沼田・91分横山選手と次々投入
                         92分  スローインからのクロスをヘディングで同点に追いつかれる

 常々ここで自分が書く「早めの交代」だけが策でなく、「交代しないことも」策のひとつ。
 守備のバランスを崩す、守備的になってしまいマイナスに左右・・・いろいろあるが交代しないことでのメリットもある。
 (もちろん、この暑い夏。動ける選手を入れることで相手に脅威を与える「交代」のメリットの方が断然多いことも事実)

 マテウス選手が2点め奪取の特攻役にもならず、沼田選手と横山選手は守備的メッセージ色の強い交代だが機能
 せず
 (最後のクロスは沼田選手の前であげられてしまった)、結果同点に追いつかれてしまった。

 ⇒自分の考えは、前線のムルジャ選手以外は動きは悪くなかった。前線からの守備を強固にする意味で、ペチュニク
  選手の投入だけで逃げ切ってほしかった。

 ・しかし、逃げ切れなかったことよりも、このチームの課題、いや問題点は以下の得点力(決定力)の無さ。
    @ 前半に数回あったチャンス(CKから江坂選手のヘディングや左からのクロスをムルジャさん空振り)
    A 先制直後の大チャンス、ムルジャ選手のヘディングはポスト
    B 相手退場後のゴール前FK、枠にいかず(キッカーは家長選手)

  ⇒ AとBで2−0にできないところが、このチームの決定的な弱さ。よって、ゲームプランのダメな部分が顕在化
  してしまう。


【その他】
 ・この試合の主審さん、数々の疑問の判定。両チームサポから試合後、ブーイングをくらう。
 ⇒上記Aポストにはねかえった後のシュート、CKでしょ・・・というレベルが数回有り。また、メイン側の線審さんも
  スローイン判定を主審に委ねすぎ。

 ・上野東京ラインの開通で大宮から横浜は乗換えなしで約1時間。
 ⇒楽になったが、お盆のシーズンのためか電車があまり混んでないのも良かった。


2016.8.14 21:22 更新

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▲複数点がとれない。前半にも決定的に近いチャンスが数回あり。

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