2016.5.22 20:44 更新
【試合前】
・菊地キャプテンは前節仙台戦の前半終了間際イエロー3枚目をもらい累積で出場停止。
その仙台戦では後半10分頃足に違和感があったのか山越選手に交代。この試合の2日前全治4週間の
怪我と発表される。
⇒今日の試合は3日前のナビ予選磐田戦同様、山越選手。ルーキーらしからぬ落ち着いた雰囲気を出す
CB、鳥栖のエース豊田選手を完封してください。
【試合備忘・感想】
・前半の大宮は、カウンターからムルジャ選手が裏へ抜け出すチャンスが2回。
⇒2回ともシュートまで持っていけた。得点までもう少しか?
・前半のピンチは40分過ぎ。右からのシュート気味のボールが左から走ってきたドンピシャリのクロスに。
⇒シュートは、バーが救ってくれた。
・後半は一進一退の攻防が続く。後半15分すぎから大宮のチャンスシーンが多くなってきた。
その中に、「カウンターから沼田選手、ボールを前へ。家長選手の左足はわずかにそれる」というのが、
昨年J2アウェイ横浜FC戦のスーパーシュートにそっくり。
⇒この沼田選手の奪取は、前線からのムルジャ選手の守備が効いていた。
・交代で江坂選手登場。交代直後のCKからの2次攻撃、横谷選手の右クロス(タッチ沿いよく出さな
かった)からのヘディングは、残念ながらキーパ正面。
しかし、歓喜はその3分後にやってくる。
@ 右サイドで右SB奥井選手、ボール奪取。前の家長選手へ。
A 家長選手、ドリブルで斜め左に運んで、ムルジャ選手へ。そして、左サイドへそのまま行く。
B ムルジャさん、ワンタッチで後ろの江坂選手へ。江坂選手、左に行った家長選手と2回パス交換。
C 家長選手、中央に戻し横谷選手ヘパス。横谷選手から、右サイド奥井選手へ。
D 奥井選手から中央金澤選手へ。
E 金澤選手、ダイレクトでゴール前右に流れたムルジャ選手へダイレクトでパス。
F ムルジャ選手、ついた2人の相手をかわし、右足でのセンタリング。
G 江坂選手、やや下がり気味で、難しいヘディングシュートをゴール右隅に決める。
⇒@からGまで約30秒、至福の時間でした。
自分はこのゴールの功労は、Eのあとの金澤選手の動きにあると思う。ややニアでゴール前に走った
ことで、DF2人がややニアに行った(つまりFのムルジャ選手についたDF2人とあわせて4人が
ボール側へ)ことで、中央で待つ江坂選手がほぼフリーになれた。
【その他】
・ここアウェイ鳥栖戦での勝利は、2004年のJ2シーズンから12年ぶり。
⇒この2004年、90分間何もシゴトをされてなかった森田選手が終了間際に一回だけお仕事をされた・・
など印象深い。
が、それよりも何度も勝ちきれなかったこと。そしてあの2013年、ベルデニック監督が解任(?)され、
最初の試合(岡本HC代行・2回の8連敗の最初のほうの6連敗め)での逆転負けは、絶望試合だった。
▲41番大宮のエース家長選手、この日も好調。決勝ゴールは彼のボール捌きから。