2015.10.18(Sun)16:00  NACK5スタジアム大宮
J2 第37節 
大宮アルディージャ 1−2 徳島ヴォルティス

【試合前】
 ・首位になっての21試合めの試合。

  順     勝点 勝 −分 −負  得  失    差
   1.大宮  75 23− 6− 7  61 28   +33
   2.磐田  66 19− 9− 8  58 40   +18
   3.福岡  64 18−10− 8  43 34    +9
   4.C大阪 62 17−11− 8  54 32   +22
   5.東京V 54 15− 9−12  41 32    +9
   6.長崎  53 13−14− 9  34 24   +10 
   7.千葉  53 14−11−11  45 36    +9
   8.愛媛  53 15− 8−13  35 35   +−0

 ・大宮は前節、今年ワーストの内容と思える試合で、アウェイ熊本戦に0−3で敗北。
 幸いにも2位磐田さんが残留争いの水戸戦で引き分けたため、勝点差は10から9に1つ減っただけ。
  ⇒しかし、失点の多さが気になる。
    ここ8試合(8連勝でストップした愛媛戦から)・・・・13失点
    その8連勝中・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2失点
  ⇒ここ8試合では2勝1分5敗で完全に失速。失点が多くなり結果が良くないのはあたり前だが、
   この失点の多さで、妙な「負け癖」がついてきてしまっているような気がする。

 ・ということで先制点を。
  大宮は先制すればここまで21戦あり全勝。先制点が大宮の守備のストロングを生む。さらに、
 相手は同点にするために「シュートも力んで外す/ラストパスの精度もあせってて悪し」という流れにもなる。
 (実際、8連勝やその前の12戦負け無し中もそうだった)
  ⇒勝点差最大「16」の独走から今やこういう状況。
  数人で囲んでボールを奪いにいってたガムシャラな守備、あの暑い6月頃の守備を思い出し、先制点を・・・・・



【試合備忘・感想】
 ・「先制点」をあげ、大宮の今シーズン勝率100%にもっていったが、徳島アレックス選手の精度の高い左足から
 前半終了間際と後半開始早々にヘディングで失点。
 ⇒先制後、数多いチャンスに対してシュートまでいけない。というか淡白。
   まるで、敗北した時に「2点めを取れなかったことが敗因でした」と、自分たちでいい訳を作っているような内容。

 ・大宮は試合前の最初のほうの練習で、5対5で「パス回し」をとり入れている。本日この試合のホームチームは、
   ・逆転をくらってリードされているのに
   ・この試合前に終わっている試合で、2位と3位チームが勝利しているのに(つまり一気に勝点が3縮まるのに)
  この 
''パス回し練習' 'を相手ゴール前正面で終始実施
  ⇒自分のサッカー理論は子供の頃見ていた「TV:ダイヤモンドサッカー」での岡野さんのお言葉から・・
   岡野さんはよく言っていた。
   「パスが何本も続いても点は生まれない。相手陣営も整ってきている。得点時のパスはだいたい5本以内」 
  これは30年以上前に聞いたお言葉だが、近代サッカーでもこれは一緒。バルセロナなら別かもしれないが、ここは
 日本のリーグ戦、しかも2部リーグ。  
  ⇒大宮の最大の同点チャンスは、
    ・逆転された直後の右から片岡選手クロス→横谷選手ヘディング→GKの手にあたり自⇒自
    ・後半43分頃のカルリーニョス選手の左足のクロス→ムルジャ選手のヘディングはGK足元
   ともに「そこまでのパスは数本」「ゴール前正面でクネクネパス回しをしていない」「単純な攻め」から


【その他】
 ・失点も多くなり「堅守多攻(今年のスローガン)」は崩壊気味。それはなぜ?
 ⇒3日前の天皇杯でのPK戦敗北・大事にパス回しをする姿勢・・・・
  全て優勝へのプレッシャーから、(監督さんも含めた)メンタルの弱さが出て来てしまっているからなのでは?
 ⇒今日のお相手徳島さんの冨田選手(38才・フル出場)と藤本選手のような精神的支柱となる選手、出現せよ!


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2015.10.16 22:44 更新

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▲リードされてからは終始「パス交換会」。「多攻」が今年のスローガンだったが・・