【試合前】
・首位になっての21試合めの試合。
順 勝点 勝 −分 −負 得 失 差
1.大宮 75 23− 6− 7 61 28 +33
2.磐田 66 19− 9− 8 58 40 +18
3.福岡 64 18−10− 8 43 34 +9
4.C大阪 62 17−11− 8 54 32 +22
5.東京V 54 15− 9−12 41 32 +9
6.長崎 53 13−14− 9 34 24 +10
7.千葉 53 14−11−11 45 36 +9
8.愛媛 53 15− 8−13 35 35 +−0
・大宮は前節、今年ワーストの内容と思える試合で、アウェイ熊本戦に0−3で敗北。
幸いにも2位磐田さんが残留争いの水戸戦で引き分けたため、勝点差は10から9に1つ減っただけ。
⇒しかし、失点の多さが気になる。
ここ8試合(8連勝でストップした愛媛戦から)・・・・13失点
その8連勝中・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2失点
⇒ここ8試合では2勝1分5敗で完全に失速。失点が多くなり結果が良くないのはあたり前だが、
この失点の多さで、妙な「負け癖」がついてきてしまっているような気がする。
・ということで先制点を。
大宮は先制すればここまで21戦あり全勝。先制点が大宮の守備のストロングを生む。さらに、
相手は同点にするために「シュートも力んで外す/ラストパスの精度もあせってて悪し」という流れにもなる。
(実際、8連勝やその前の12戦負け無し中もそうだった)
⇒勝点差最大「16」の独走から今やこういう状況。
数人で囲んでボールを奪いにいってたガムシャラな守備、あの暑い6月頃の守備を思い出し、先制点を・・・・・
【試合備忘・感想】
・「先制点」をあげ、大宮の今シーズン勝率100%にもっていったが、徳島アレックス選手の精度の高い左足から
前半終了間際と後半開始早々にヘディングで失点。
⇒先制後、数多いチャンスに対してシュートまでいけない。というか淡白。
まるで、敗北した時に「2点めを取れなかったことが敗因でした」と、自分たちでいい訳を作っているような内容。
・大宮は試合前の最初のほうの練習で、5対5で「パス回し」をとり入れている。本日この試合のホームチームは、
・逆転をくらってリードされているのに
・この試合前に終わっている試合で、2位と3位チームが勝利しているのに(つまり一気に勝点が3縮まるのに)
この ''パス回し練習' 'を相手ゴール前正面で終始実施。
⇒自分のサッカー理論は子供の頃見ていた「TV:ダイヤモンドサッカー」での岡野さんのお言葉から・・
岡野さんはよく言っていた。
「パスが何本も続いても点は生まれない。相手陣営も整ってきている。得点時のパスはだいたい5本以内」
これは30年以上前に聞いたお言葉だが、近代サッカーでもこれは一緒。バルセロナなら別かもしれないが、ここは
日本のリーグ戦、しかも2部リーグ。
⇒大宮の最大の同点チャンスは、
・逆転された直後の右から片岡選手クロス→横谷選手ヘディング→GKの手にあたり自⇒自
・後半43分頃のカルリーニョス選手の左足のクロス→ムルジャ選手のヘディングはGK足元
ともに「そこまでのパスは数本」「ゴール前正面でクネクネパス回しをしていない」「単純な攻め」から
【その他】
・失点も多くなり「堅守多攻(今年のスローガン)」は崩壊気味。それはなぜ?
⇒3日前の天皇杯でのPK戦敗北・大事にパス回しをする姿勢・・・・
全て優勝へのプレッシャーから、(監督さんも含めた)メンタルの弱さが出て来てしまっているからなのでは?
⇒今日のお相手徳島さんの冨田選手(38才・フル出場)と藤本選手のような精神的支柱となる選手、出現せよ!
2015.10.16 22:44 更新
▲リードされてからは終始「パス交換会」。「多攻」が今年のスローガンだったが・・