【試合前】
さいたまダービー。
J1リーグ戦、昨シーズンまでの9年+今シーズンの1戦の19戦は、7勝7敗5分の全くの五分。
決着の試合となります。
この試合前、家を出る前、2007年9月1日の「浦和vs大宮(埼スタ)」の試合を見る。
・首位浦和、17位大宮・・・本日と全く同じ
・メンバー的に、実力も年俸も2007年の大宮より2014年の大宮のほうが全ては上。
しかし、気合やプライド、負けたくない意思など、2007年の大宮のほうが遥かに上に思える。
【試合備忘・感想】
・15分すぎ、ズラタン選手左サイド粘り、相手DFゴール前ヘバックパス。それがミスとなり、つめていた
渡邉選手のシュートは相手GKがとめCK。CKのこぼれ球からゴール前へのフンワリあがったボール、
オフサイド崩れとなり菊地キャプテンのヘディングシュートはゴールを外れる。
⇒いい勝負だったのはこのあたりまで。徐々に浦和のパスワークや走力、奪われても奪い返す泥くさい
守備などでアウェイチームを圧倒し始める。
・5−4−1に見えた布陣だが、よく見ると和田選手が柏木選手にマンツーで着いてる4−1−4−1の
ような布陣。しかし、徐々にその形は消えていく。
⇒なにもかも中途ハンパ。やるのならやるで徹底的に・・・してほしかった。
・前半30分すぎ、梅崎選手のロングループシュートはバーが救ってくれたがそのこぼれ球から左サイドに
わたり大宮の守備陣はオフサイドアピールで足がとまり、そのクロスを右足スライディングで強引にゴール
を決めたのは梅崎選手。
さらにその5分後くらい大宮のパスミスからチャンスをつぶし、浦和の西川GKからのパスから3本くらいの
パスによる速攻からあっけなく2失点めをくらう。
⇒今年の大宮を象徴する2失点。
・0−4となってからは、大宮が左サイドを泉澤選手が制圧しほしいシーンも多く、シュート数では大宮が
逆転。
⇒しかし、これは浦和がペースをおとしたから。個人の力、チームとしての戦術、全てのサッカーの質で
大宮完敗。ダービーとしての「負けられない意地」も浦和さんのほうが勝っていたとも思う。
【その他】
・大熊カントクをここまで続投させているシャチョウさん、藤本選手らが必死に体を張り、守って来た
J1から大宮を転落(崩壊)させた。
実際の崩壊は、
昨夏のベルデニック監督の交代
その後の8連敗×2の結果で何も手をうたなかったこと
・今日勝利し、浦和には勝ち越した上で降格すれば、「勝ち逃げ」ができたのだが・・
・この「最後のダービー」、狭いアウェイ側席、いつもより一列広く、ここ10年(10試合)で一番最初から
広かった(途中で上半分を広げた時もあったが)。
2014.9.6 20:33 更新
▲最後の「さいたまダービー」。気持ち含め、負けてほしくなかった。