【試合前】
前半戦残り2試合で、再開後12日間で4試合の3試合め、3位マリノス戦(次節は好調川崎戦)・・・・
シーズンの重要なポイントとなるこの4試合であるが、前節ノヴァコヴィッチ選手の試合中の負傷の診断結果は、右足関節捻挫での全治4週間。単に得点のとれるFW以上に、前線からのパス、精神的支柱として貢献しているエースの負傷は本当に痛い。
前節から欠場の左SB下平選手、再開後もベンチにも入れないズラタン選手と3人の主軸が居ない中のこの試合、まさに総力が問われる試合。
期待すべきは、FW富山選手。彼の独特の「持っている」雰囲気に大期待。
また、意外な選手の得点、ラッキーボーイの登場を期待する。例えば、鈴木規郎選手!
ということで、J1リーグの会場で、最もサッカー観戦に適していないと思う、横浜の巨大スタジアムに、猛暑の中向かいます。
【試合備忘】
後半アディショナルタイムで1点をとり、1−2の1点差での敗北だったから・・・という結果からの意味ではなく、
・前半をせめて1失点でおさえてほしかった。
・また、後半3分〜10分くらいの完全な大宮のペース時、点を取ってほしかった
そうすれば、別な結果(勝利)を呼びこめたのでは・・
試合開始から、横浜のスピードスター齋藤選手、前目でボールがキープできボールをさばく中村選手(35才)、飛び出しが絶妙な兵働選手に大宮はタジタジ。決定的ピンチが数回あったが何とかしのぐ。しかし、21分、絶妙なクロスから右SB今井選手とCB菊地選手の間に後ろから走って来たマルキーニョス選手(37才)にヘディングでの先制点を許す。
その後も防戦が続き、特に32分頃、左サイド突破したドゥトラ選手(39才)のグランダーのクロスは完全に失点ものだったが、飛び込んだ選手ころんでくれた。が、大宮の運の良さもここまで、37分頃、齋藤選手が大宮DF3人の前を右から左にドリブル、突如縦へ突破し、あさあり2点めを奪う。
後半、縦へのフリーランニングが多くなったこと、交代選手が入り活性化したこと、さすがにベテラン多しの横浜さんの運動量が落ちてきた・・・・などで大宮のチャンスも多し。しかし、決まらない。
・48分頃、富山選手が左サイドから中に入り、右足シュート。←思いきり良し
・63分頃、後方高橋選手から左サイドスペースにパス。村上選手の右足シュート。←何で枠外?
・70分頃 ゴール前こぼれ玉を長谷川選手の右足。←何で、はるかかなたに行く?
・80分頃 右サイド、カルリーニョス選手ドリブル突破から今井選手クロス。中央走ってきた渡邉選手、
なぜかスルー。後ろの長谷川選手戻りシュート想像どおり、ダメなシュートうつ。 ←最悪の選択の「スルー」
【その他】
・前半25分頃、CB高橋選手のユニフォームが破れ、一時着替えで退場。
そういえば、彼の攻撃参加は前半2分ぐらいの1回だけ? これでは、この結果もうなずける。
・途中交代の鈴木規郎選手、大宮に来て初めて公式戦FWとしてシゴト。
・横浜の樋口監督さん、選手交代の遅さ、大宮の時と変わらないな・・
・それにしても、日産スタ、やはり見づらい。来年は2F席にしよう・・・J1残留はまだ決まっていないが。