【試合前】
 3日前のナビスコ完敗はとっくに消え去っているが、6日前の大興奮のダービー勝利の余韻がまだ残っている。

両チームの話題は、
 柏さん
 ・エース工藤選手がゴールすればデビュー以来、J2時代も合わせて27戦無敗(24勝3分)
 ・レアンドロ・ドミンゲス選手負傷明けでこの試合復帰?
 大宮
 ・18戦無敗のJ1リーグ記録更新継続中
 ・さらに4節から始まった4連勝もチームのタイ記録(ラファエル選手/J1時代)
 ・エースのズラタン選手が5節FC東京戦から3試合連続ゴール中。この試合で得点すればラファエル選手にならぶチーム記録

 昨年のアウェーのこの試合、ズラタン選手のハットトリックもあり4−1で快勝、この試合で、エースとしての座をノバコヴィッチ選手からズラタン選手に移ったと思います。
 この試合、自分の注目は、出場停止明けのCB高橋選手。粘り強い守り、タイミングのいいオーバーラップ(前後半1回ずつぐらいでいい)に期待します。

 柏さんのACLの関係で随一の金曜日開催。勝利し、暫定順位でいいので、首位になった順位表を一日じゅうながめていたい。


【試合備忘】
 前節ダービーでの『驚愕のオールコートマンマーク』はさすがに無し。
 しかし、本日もコンパクトで狭い大宮の守備組織に、柏さんとてもやりづらそう。

 4得点を振り返ると(前半の2点は遠くてあまり正解でない)、
  
  1点め・・左サイド突破チョ・ヨンチョル選手がグラウンダーのクロス、ノヴァコビッチ選手、右足インサイドでおしこむ
  2点め・・左からのショートCKから戻したボールを再度CKを蹴った渡邉さんが速いクロス、ズラタンさんがヘディングで
      コースをズラし、高橋選手とびこむ。
  3点め・・ズラタン選手がPKを得て、そのまま蹴らず。ノヴァコビッチさん、貫禄で決める。
  4点め・・ゴール前の密集状態から相手クリアが渡邉選手にあたり、左側にいたチョ・ヨンチョル選手に絶妙のスルー
      パスとなる。シュートは相手GKの股下を抜く。

 強いなぁ・・と思った事。
  ・2点めのショートコーナー。その少し前、同じような形で、戻しボールが「オフサイド」になった、同じ形を再度挑んだ。
  ・その得点は、前半終了間際。いいところで、得点をとる。
  ・昨年の天皇杯敗退の2−0からの失敗を忘れさせる後半アタマからの果敢な攻撃。特に右サイドからの今井選手らのカウンターにはワクワク感があった。
  

 レアンドロ・ドミンゲスさんら能力が高いと思われる選手たちが「全員調子悪し? 2日前のACL予選突破の疲れ? パスミス多し」などで相手の自滅で大勝とも見えるが、そうさせている大宮の戦い方があり、それが今一番の大宮の「強さ」のように思えてきた。
 この「強さ」で、19試合無敗(その間の失点はわずかに9)の記録が生まれている。



【その他】
 ・アウェイ柏戦には、2年連続快勝しているので、昨年と一昨年とできるだけ同じ行動をし、会場に行く。る。
   ⇒コインパークは同じところに停める・同じところで食をする・同じコンビニに寄る・・・
 ・上のほうで記した「柏さんの工藤選手がゴールすれば・・」の記録はノーゴールのため、終わっていません。
   ⇒こういった、「xxすれば負け無し」といったもの、プロ野球などでもよく使われますが、自分はこの手のものは評価しない。
    たとえば、
      「8−0で勝っている時に何度もその記録を伸ばす(0−1とかで負けているとき、記録しない)」
      「1−2で負けている時に2−2へ追いつく。チームの負けを救う(最終的にその後負けたとしても・・)」
    どちらが貴重だろうか? 
      (工藤選手がダメな選手という意味ではないです。念のため記す)


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2013.4.26(Fri)19:00 日立柏サッカー場
Jリーグ DIVISION1 第8節
柏レイソル 0−4 大宮アルディージャ

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2013.4.27  00:11 更新

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▲この鉄壁な守備組織に、柏さんもやりづらそう。これが今の大宮の強さ?