2007.11.11(Sat)16:00  NACK5スタジアム大宮
J1 第31節

 大宮アルディージャ 1 − 2 大分トリニータ

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2007.11.11 22:22 作成
2007.11.11 22:22 更新

【試合前】
 昨日土曜日、甲府さんは敗北。最高の状況で、大宮公園サッカー場改修後の最初のJ1公式戦が行われる。ここで勝つと14位に浮上し、自動降格回避に大きく前進する。今年のJ1で最重要、いや、大宮というクラブの歴史上最大の重要試合が、改修後最初の試合という形でやってきた。
 この試合が始まるまでの順位は以下のとおり、18位の横浜FCさんは申し訳ないのですが18位確定のため、今節から外させていただきます。

順     チーム       勝点 勝−分−負 得  失 得失点差   31   32   33   34
14 大分トリニータ        32  9−5−16 36 56  −20    
大宮 名古屋 磐田  新潟
15 大宮アルディージャ   30  7−9−14  20 36  −16    大分  甲府  東京  川崎 
16 サンフレッチェ広島    30  8−6−16  40 62  −22    清水  神戸  川崎  G大阪 
17 ヴァンフォーレ甲府    26  7−5−19  32 62  −30   ×神戸  
大宮  柏   東京

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【試合備忘・感想】
 先制した大宮が、前半25分、右サイドスローインから藤本選手→小林大悟選手とパスがわたり、早いグランダーのクロス。このクロスに大宮2人のFWさわれず&飛び込む中盤選手無し。ここで追加点をいれていたら・・・

 大宮、改修後のホーム試合で完敗です。
 ・ボールへの寄せ(ボールへの執念、勝負への執念 というコトバに置き換えてもいい)
 ・運動量(同じく、上のコトバに直してもいい)
 ・攻撃のセンス、サッカーの質(大宮CKがゼロ)
全てにおいて、J1先輩の大分さんのほうがまさっていました。大分さんもJ2降格の危機なのです。汚いプレーもありましたが、この試合の重要さの認識とJ2落ちへの危機感は、何か「(フロントも、われわれサポータも)改修後試合で浮かれ感のあった」大宮より、上だったのではないでしょうか?

 前半26分に不用意なファールからのFKで同点にされ、その後のピンチも何とか逃れ前半終了。後半もおされ(特に後半7分頃のCKからが危なかった)、しのいでいたが、数回のチャンスもあった(特に後半30分頃の藤本選手のヘディングシュートがほしかった)。
 そして、後半43分、ついに失点する。

 最後に、本日のスタメン、選手交代およびそのタイミングは自分には納得のいくものではありませんでした。具体的に記すと、
 ・最初の交代(後半5分頃) 森田選手out 斉藤選手in 
  → 4−4−2から4−1−4−1ですが、守備的交代だったとは思いません。ディフェンスラインと中盤の隙間が危なかったので、ボールを落ち着かせる斉藤選手の投入は納得いきます。が、前半負傷で血だらけとなり動きのイマイチ(イマニ?)だったマルケス選手を変えるべきだったのではないでしょうか? 森田選手はセットプレイ時の守備で、大宮でいちばん頼りになる選手です。
 ・2回目の交代 佐伯選手out 片岡選手in 
  →ここがハテナです。ここ、勝負どころです。攻撃の選手では? まさか(今年何度も失敗している)引分け狙い? ちなみにこの試合開始時、広島さんは負けで試合終了していました。
 ・3回目の交代 マルケス選手out ジュニオール選手in
  →ジュニオール選手、自分が見た試合では一番いい動きでした。しかし、今年何度もチームを救っている若林選手ではないでしょうか?彼は今年の大宮で随一流れを良くする「運」をもつ選手なので・・
 ・村山選手を出場停止のレアンドロ選手の右センターバックで起用されました
  →無難にこなされてましたが、彼を今節も右サイドバックで起用すべきでは? ここ2試合よりも右サイドの攻撃と守備が弱くなりました。これは結果論かもしれませんが・・
  →テル、若さを出し、ドリブルで勝負してほしかった。もう、チャンスは来なくなるかもしれないんだぞ!
 ・吉原選手、西村選手の2人、どうして本日は・・・
  →こういう決戦に必要な選手だと思いますが?


 次節18日(日)、決戦、第4弾です。お相手の甲府さんは、今日の大分さんより気迫あふれて攻めてくるでしょう。

▲ このFKのこぼれ玉から先制したが・・

▲ 大宮公園に帰ってきた。勝利を・・・